日別アーカイブ: 2018年4月27日

首の外傷~頚椎捻挫について~

 

首の怪我の一つ頚椎捻挫についてご説明します。

 

頚部は頭部と体幹をつないでいる部分です。

その頚部の外傷で、脱臼や骨折がなく神経症状も生じない軟部組織(靭帯・筋群・椎間板など)の損傷を頚椎捻挫と呼びます。

 

損傷部位は、椎間関節・筋肉・椎間板などがあり、痛みは損傷した部分に出て運動制限がおこります。

 

損傷の仕方は種類があります。

・屈曲損傷→頭を下に向けた状態で損傷する

・屈曲・回旋損傷→屈曲損傷と同じ状態で捻りが加わり損傷する

・伸展損傷→顔面又は顎の方からぶつかったりして損傷する

・伸展・回旋損傷→伸展損傷に捻りが加わり損傷する

などの種類がありますが一番は車の事故での損傷が多いです!

 

頚椎捻挫  に対する画像結果

 

・診断

椎間関節部の圧痛の有無をみて可動域を確認する。

椎間関節に障害がある場合は伸展挙動ができなくなります。

(また頚椎を伸展させながら患側のほうに回旋させて痛みがあると椎間関節の障害が強いと考えられます。)

通常、神経症状は認めないが関節の炎症により神経へ影響が出てしびれ感が出るときがあるため神経根障害と鑑別するのか大事になります。

※単純X線やMRI検査などの画像検査により椎間板ヘルニアなどを否定しなければいけません。

 

 

・治療

まずは安静にして消炎鎮痛薬、超音波治療、電気治療、などをします。

運動時痛が著しい時はや骨損傷があるときは頚椎カラーを装着するが長期間の装着は避けたほうがいいです。

また日常生活やスポーツ活動で頚椎の伸展挙動を繰り返している場合は慢性化することがあります。

 

事故での損傷のみでなく、頚部の筋肉の柔軟性不足や筋力不足やアライメント異常によってもなることがあるので注意しなければいけません!

 

・リハビリ

ストレッチや可動域訓練をしトレーニングをしていきます。

首 ストレッチ に対する画像結果首周りのスチレッチ

 

首 可動域訓練 に対する画像結果 首の可動域訓練

 

次回は『脊柱PART3』について説明します!

 

 

脊柱について~PART2~

今日は、前回に引き続き「脊柱」についてお話します。

 

  • 脊柱の弯曲と運動

脊柱は正面から見ると通常は一直線に連なる。何らかの原因でこの配列(アライメント)が乱れて、正面像で弯曲が生じてしまった場合を側弯と呼ぶ。

☆先天性側弯・・・側弯には生まれつきの脊椎骨奇形によるもの

☆特発性側弯・・・原因不明で思春期の女性の頻度の高い

☆変性側弯・・・脊椎骨の変形によって生じる

☆疼痛性側弯・・・椎間板ヘルニアなどによる神経の圧迫がある場合、神経への刺激から逃れようとして生じる

 

  • 弯曲について

脊柱を横から見ると、多くの人は頚椎では前弯、胸椎では後弯、腰椎では前弯を呈して

いる。弯曲には個人差があるため、若い女性では頚椎の前弯がすくなく後弯位をとること

もなれではない。

 

  • 脊椎のアライメント

生理的弯曲は、骨盤・仙骨の傾斜の影響を受けており、骨盤が前傾位をとり仙骨傾斜角

が大きくなると、腰椎の前弯は強くなり、胸椎の後弯、頚椎の前弯は増強される。骨盤が

後傾すると仙骨傾斜角は減少し、腰椎の前弯は少なくなる。

脊柱アライメント に対する画像結果

  • 上位頚椎

☆第1・2頚椎はそれぞれ環椎、軸椎と呼ばれ後頭骨(頭蓋骨)で1つの運動複合単位を形成している。

上位頸椎 解剖構造 に対する画像結果

☆後頭骨―環椎間は前後径の長い環椎後頭関節で接合し、中・下位頚椎の動きによらない合計約15°程度の前後屈が可能。

☆環椎後頭関節の関節包および環椎十字靭帯で安定化されている。

 

  • 中・下頚椎

☆第3頚椎から第7頚椎は形態的に類似しているが、第3・4・5頚椎は通常、二峰性の

棘突起を有し、第6・7頚椎は一峰性の棘突起を有し、より胸椎の形態に近づく。

☆第7頚椎の棘突起は他と比較して大きく、体表から良く触れることができ隆椎とも呼ばれる。

☆鉤椎関節は頚椎の安定性に奇与しているが、同関節の変形性変化による骨棘の増生によって椎間孔が狭小し神経根の圧迫を起こす。

☆頚椎椎間関節は矢状面において水平面に対して約45°の角度を持っており、これによって中・下位頚椎は広い前後屈可動性を有し、特に第4・5、第5・6頚椎間での可動域は約20°と広い。

中・下位頸椎 解剖構造 に対する画像結果

  • 胸椎

☆胸椎は12対の肋骨と連結し、胸郭を形成し心臓・大血管・灰を保護している。

☆第1肋骨から第10肋骨は通常は胸骨と強固に連結しているため、第1胸椎から第10胸椎の間では屈曲―伸展可動域は小さい。

☆第11・12肋骨は胸椎と結合しないため、第11・12胸椎は可動性を有する。

☆第1から第10胸椎は外力に対しては安定性が高い。

胸椎 解剖構造 に対する画像結果

 

  • 腰椎

☆腰椎は上体の荷重負荷を支えるため、他の脊椎骨に比べて大きな椎体を有する。

☆腰椎椎間関節の関節面は矢状面に近くなるため、回旋可動性は少なく、主に屈曲―伸展可動性を有する。

胸椎 解剖構造 に対する画像結果

GW(4月29日~5月6日)期間の診療案内、ジムのご案内

診療

4月29日 休診

4月30日 特別診療 9:00~18:00

5月1、2日 通常診療

5月3日~6日 休診

7日から 通常診療

 

GYM

29日~2日まで通常営業

3日~6日 フリートレーニングのみ利用可(9:00~18:00)

7日から 通常営業

と以上となっております。

お間違えの無いようにお願いします。

 

また、交通事故等、救急の方の問い合わせ、ご対応は

24時間365体制で行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

092-852-4551
福岡市早良区原5-20-40 東洋ボウリング入口
福岡#早良区#整骨院#スポーツ障害#交通事故ト#レーニング #トレーナー#腰痛#四十肩#肩こり#膝痛#脊柱管狭窄症 #矯正#骨盤#歪み#鍼#灸#不妊治療# 逆子#野球#サッカー#ゴルフ#各種スポーツ#小田部#有田#西区#原#飯倉#室見#オススメ#人気#評判#スポーツ動作改善士#整体#整形外科#病院#通院#パーソナルトレーニング#ダイエット#シェイプアップ#美尻#健康体操#サーキット#アスリート塾#トレーニングで人生が変わる#アクシス#腰痛専門#五十肩専門#膝痛専門#スポーツ専門