日別アーカイブ: 2018年5月21日

胸椎と胸郭について

今日は、前回に引き続き「脊柱」についてお話します。

 

その中で今日は「胸椎と胸郭」についてお話します。

 

  • 胸椎

胸椎は、12個の胸椎からなり、肋骨と連結して胸郭を形成する。

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  • 胸椎について

☆椎体は前後に長く、ハート型を呈する。

☆椎孔は円形で頸椎に比べて小さい。

☆肋骨と連結するために、横突起・椎体後側面に肋骨窩を有する。

☆棘突起は細かく、尾側に下がっている。

☆胸郭を形成しているため、椎体間の可動性は小さい。

 

  • 肋骨について

☆第1から第10肋骨は肋軟骨を介して胸骨に連結する。

☆第11・12肋骨は胸骨に連結せず、遊離している。

☆第10・11・12胸椎間の可動性は上位胸椎に比べて大きい。

☆肋骨は肋骨頭と肋骨結節の2ヶ所で胸椎と関節を形成し連結している。

☆肋骨は背部の肋骨角で大きく弯曲し、胸骨に向かう。

胸椎と胸郭の筋

☆腰長肋筋・・・脊柱の伸展作用

☆肋間筋・・・上・下縁には肋骨を動かす

☆前鋸筋、小胸筋・・・肩甲骨と胸郭を連結し、肩甲骨の位置を決め安定させる

☆大胸筋、広背筋・・・内転、内旋させる作用

☆大・小菱筋・・・肩甲骨を挙上させる作用

 

~肩腱板損傷について~

 

本日は肩腱板損傷についてご説明させていただきます!

まず腱板とは棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋からなり肩関節にあります。

 

ソース画像を表示(肩腱板)

 

腱板の断裂や損傷は棘上筋腱・棘下筋腱に多く、加齢による変性や外力が加わり発症します。※50歳以上の中高年に多い疾患です!

受傷当初は肩峰下滑液包の炎症などにより疼痛(安静時痛・夜間痛)があり、時間がたつと共に炎症は消退し肩峰下インピンジメントによる疼痛や引っかかり・脱力現象などの機能不全がおこります。

 

○診断

画像診断・徒手的検査

・画像→腱板断裂の確定はMRIによってされる

・徒手的検査→関節可動域を計測し、肩関節拘縮の有無と肩峰下インピンジメントの有無をみる。

Neer・Hawkinsのインピンジメントテスト、脱力現象をみるための外転抵抗テスト

※無症候性の腱板断裂が多く存在することを忘れてはいけない!

 

 (インピンジメントテスト)

 

 

○治療

保存療法・手術療法

・保存療法→安静、電気治療、超音波治療、

経過と共に症状が軽快するなどあるため受傷後3カ月は様子をみます。

・手術療法→インピンジメントが取れなかったり脱力現象が起こる時は手術を行う。

直視下法・ミニオープン法・低侵襲な関節鏡・鏡視下手術→熟練を要するが断裂のサイズにかかわらず対応できる

可動域訓練(他動→自動)・筋トレを痛みのない範囲で徐々に行って動かしていきます。

 

ソース画像を表示(可動域訓練)

 

ソース画像を表示棘上筋の筋トレ

 

ソース画像を表示棘下筋の筋トレ

 

損傷の多いと言われている棘上筋・棘下筋を中心としてトレーニングを行います。またトレーニングだけでなくストレッチもして柔軟性を出し動きをスムーズにするのも大切です!

 

 

 

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