日別アーカイブ: 2021年7月20日

アイシングの必要性 ~アイシングは必要??7~

 

こんにちは

本日は「アイシングの必要性!」

についてです!

結論からいいます!

必要です!!!!!!!!!

ただ、現状でのトータルでのベストでの話です!

医学というのは、日々発展をしています。

その中で、真逆の理論が時折でてきます。

否定的な見解が生まれることで、より発展した医学が

生まれるので大変必要なことです!!

そのなかで「アイシング」についてですが、

 

そもそも

アイシングと温めは二次的な作用としては、

血流を改善しよくする!

と一緒になります。

え?!冷やすのに?!?!と思われる方もいるかもしれません!

これは、人間の反射を利用したもので、

一時的には血管を収縮させることで、

乏しくなった部分は反射的で二次的には

拡張してきます。

なので、冷やした部分は後から、赤くなってきますよね!!

いったん収縮させる理由は

二次的低酸素状態を防ぐため、

 

 

少し詳しくいうと

体温が低下すると代謝のレベル・ダウンを起こし、生物の細胞は不活性化します。代謝が落ちると酸素や栄養分の消費量が減ります。 冷やすことにより患部の細胞の代謝レベルを下げることにより,細胞が必要とする酸素・栄養分の絶対量を減らす効果があるからです。 つまり、二次的低酸素障害を最小限に抑えるため、細胞を一次的にに低活動状態にするのです。アイシングをするしないで、その後の予後に大きく差が出ることは言うまでもありません。

○代謝の抑制
○一次的血管収縮(浮腫抑制)
○二次的血管拡張
○痛覚受容器の閾値上昇(疼痛軽減)
○筋紡錘活動の低下(筋緊張の抑制・筋疲労軽減)

【炎症・浮腫の抑制効果】

浮腫(むくみ)は血管から血液成分が外に漏れだしたもので、冷やすことで毛細血管からの出血と透過性を減少させ炎症や浮腫(むくみ) を抑制します。

【疼痛物質発生の抑制効果】
冷やすことにより血管透過性低下が起こり、ブラジキニン、プロスタグランジン、ヒスタミンのような発痛物質、疼痛物質の発生を抑制されるため疼痛が抑えられます。

【リバウンド効果】

体は、一定以下の温度に下がると危険を感知して体温を平常温度まで戻そうとします。温度が下がったところへ血液の循環を良くして温度を上げていきます。 その際に疼痛を発生させる物質や老廃物などを血管やリンパ管などで吸収して洗い流し、栄養と酸素を供給します。赤くなるのは、 二次血管拡張によるものではなく静脈血に動脈血が流れこむために起こります。筋肉の弛緩も得られます。

 

 

 

となります!!!

ときおり、

いや思いっきり温めたら、翌日は逆にいいんだ!!という方がいます。

人間何億と人がいますので、

そういった反応が出る方も確かにいるかもしれません。

ただ、

一般的な生理学、医学からすると上記に記したことになります。

 

私たちは、個々の感覚論を先行させるのではなく、

エビデンスに基づくことをしなければなりません。

 

そういったことから、現医学で根拠的に言えるのは

「アイシングは必要」

ということになります。

わりと、医療従事者やトレーナーの方でもこういった

基礎が抜けており、自分感覚で発言する場合もあります。

私も気を付けていきたいですね!(^^)