運動は、高齢者の体力・筋力・心の健康を保ち、寝たきりや生活習慣病の予防にとても効果的です。
無理のない運動を日常に取り入れることで、健康寿命をのばすことができます。
なぜ高齢者に運動が必要なのか?
高齢になると、筋力や心肺機能、柔軟性などが徐々に低下していきます。
これが原因で転倒リスクが上がったり、疲れやすくなったり、寝たきりになる可能性も増えます。
しかし、定期的な運動を続けることで以下のような効果が得られます。
体力や持久力の維持・向上
関節の動きを保ち、柔軟性を維持
筋肉量の増加による姿勢安定や転倒予防
心肺機能の改善による免疫力アップ
認知機能の維持、ストレスの解消、うつ予防
高齢者におすすめの運動メニュー
運動といっても、激しいトレーニングは必要ありません。
室内でできる軽い体操やウォーキングなど、日常の中で無理なく行える運動を習慣にすることが大切です。
- ストレッチ・体操(毎日)
手足を大きく動かす柔軟体操
首・肩・腰の可動域を広げる動き
ラジオ体操もおすすめ
- 筋トレ(週に2~3回)
かかと上げ
椅子に座ったまま脚上げ
椅子スクワット(腰に優しい)
壁腕立て伏せ(二の腕・胸に効く)
- 有酸素運動(可能な範囲で)
ウォーキング(1日15~30分を目安)
家の中での足踏み運動
軽いランニング(体調や環境に応じて)
運動を続けるためのポイント
「今より10分だけ多く動く」からスタート
階段を使う、近場は歩くなど、日常の工夫
家族や友人と一緒に取り組むと継続しやすい
毎日でなくてもOK。週2~3回でも効果あり
防衛体力と行動体力の違いとは?
防衛体力:病気・ストレス・疲労に負けない「内側の力」
行動体力:筋力や持久力、柔軟性など「動ける力」
→この両方を維持することで、毎日を元気に、安心して過ごせます。
東洋スポーツパレス鍼灸整骨院のご提案
当院では、高齢の方の運動支援も行っております。
ストレッチの指導や、関節・筋肉に負担の少ないトレーニングのご案内も可能です。
また、痛みや違和感のある方には、神経整体や鍼灸、温熱療法などもご相談いただけます。
お気軽にご相談ください!
まとめ
高齢者の健康づくりに運動は欠かせません。
日常に取り入れられる無理のない運動から始めて、心と体の健康を守りましょう。
「いつまでも元気に、自分らしく暮らす」ために、まずは10分、動くことから始めてみませんか?