暑い夏が終わり、涼しくなるのは嬉しいものですが、「最近、腰が重い…」「朝起きると腰が痛い…」と感じることはありませんか?実は、9月は腰痛を訴える方が増える傾向にあります。
今回は、なぜ夏の終わりから秋にかけて腰痛が増えるのか、その原因と自分でできる対策についてご紹介します。
なぜ秋に腰痛が増えるの?
夏は腰痛とは無縁だったのに、なぜ秋になると痛みが出やすくなるのでしょうか。その原因は、夏の間に私たちの体が受けていたダメージにあります。
- 冷えによる血行不良 冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎたりすると、体が内側から冷えてしまいます。体が冷えると、血行が悪くなり、腰回りの筋肉が硬くなって腰痛を引き起こしやすくなります。
- 姿勢の歪み 暑い時期は、無意識のうちに楽な姿勢をとりがちです。ソファで寝転がってスマホをいじったり、椅子に浅く座って猫背になったりする生活が続くと、骨盤や背骨が歪み、腰に大きな負担がかかります。
- 季節の変わり目による自律神経の乱れ 朝晩の気温差が大きくなる9月は、自律神経のバランスが乱れやすくなります。自律神経は、血管の収縮や筋肉の緊張をコントロールしているため、バランスが崩れると、腰痛が悪化したり、痛みを感じやすくなったりします。
いますぐできる!腰痛対策セルフケア
腰痛の悪化を防ぐには、日々の生活で以下のポイントを意識しましょう。
1. 体を温める
- 湯船につかる: シャワーだけでなく、湯船にゆっくり浸かって体を温めましょう。筋肉がほぐれ、血行が促進されます。
- 温かい飲み物・食べ物: 冷たいものは控え、白湯や温かいスープを積極的に摂りましょう。
2. 骨盤の歪みを整えるストレッチ
- お尻のストレッチ: 床に座り、片足をもう一方の足の太ももに乗せ、胸に引き寄せます。お尻の筋肉が伸びているのを感じながら、30秒ほどキープしましょう。
- 背骨のひねり: 仰向けになり、両膝を立てます。両膝を揃えたまま、ゆっくりと左右に倒し、背骨をひねるようにストレッチします。
まとめ:根本原因にアプローチして腰痛知らずの秋へ
夏の疲れと姿勢の歪みは、秋の腰痛の大きな原因となります。もし、ご自身でのケアを続けても痛みが改善しない場合や、繰り返す場合は、無理をせずに専門家に相談することをおすすめします。
東洋スポーツパレス鍼灸整骨院は、腰痛の原因を根本から見つけ出し、体の歪みを整えることで、健康的な体づくりをサポートします。
つらい腰痛を放置せず、根本からケアをして、軽やかな秋を迎えましょう!