【冷え症】対策は今から!骨盤から整える『温かい体づくり』


朝晩の冷え込みが本格化するこの時期、「手足が冷たい」「寝ても足先が冷えて眠れない」といった冷え症に悩んでいませんか?冷えは単なる不快感だけでなく、肩こり、腰痛、免疫力の低下など、さまざまな不調の原因となります。

冷え症対策というと、厚着や温かい飲み物が思い浮かびますが、根本から改善するには体の**「土台」である骨盤**から整えることが重要です。今回は、骨盤からアプローチする『温かい体づくり』の方法をご紹介します。


なぜ冷え症と骨盤が関係あるの?

冷え症の主な原因は血行不良です。特に骨盤周りの血行が悪いと、下半身全体が冷えやすくなります。

  1. 血流の通り道を圧迫 骨盤の歪みがあると、その周辺を通る太い血管やリンパ管が圧迫されます。血液やリンパの流れが滞ることで、下半身全体に十分な熱が運ばれず、冷えやむくみを引き起こします。
  2. インナーマッスルの機能低下 骨盤周りの歪みは、体の深部にあるインナーマッスルの働きを低下させます。これらの筋肉は、体温を生成する重要な役割を担っているため、機能が低下すると体の発熱量が減り、冷えやすい体質になってしまいます。
  3. 内臓の冷え 骨盤が歪むと、内臓が正しい位置から下がり、機能が低下することがあります。胃腸などが冷えると、全身の代謝が落ち、結果として冷え症が悪化します。

いますぐできる!骨盤周りの血流を良くするセルフケア

骨盤周りを温め、血行を促進するストレッチを習慣にしましょう。

1. 股関節の血流改善ストレッチ
  • 床に座り、足の裏同士を合わせます(あぐらをかくように)。
  • 背筋を伸ばし、両膝をゆっくりと床に近づけるようにパタパタと動かします。
  • 股関節周りの大きな血管が集中している部分の血行が良くなります。
2. お尻の筋肉ほぐし
  • 仰向けに寝て、片方の足首をもう一方の足の太ももに乗せます(数字の「4」を作るイメージ)。
  • 下側の足の太ももの裏を両手で抱え、ゆっくりと胸に引き寄せます。
  • お尻の筋肉が伸びているのを感じながら、30秒キープします。この筋肉をほぐすと、骨盤周りの緊張が取れやすくなります。

まとめ:体の土台を整えて、冷えを根本から改善

冷え症は体質だからと諦める必要はありません。体の土台である骨盤を整え、血行の良い状態を維持することで、根本的な体質改善が可能です。

セルフケアを続けてもなかなか冷えが改善しない、または腰痛や肩こりも併発している場合は、骨盤の歪みが原因で、自己流では解決できない状態かもしれません。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、冷え症の根本原因である骨盤の歪みをチェックし、お一人おひとりに合わせた施術で「冷えにくい体」づくりをサポートします。

この秋から冷え症対策を本格化し、体の内側から温かい毎日を送りましょう!