日別アーカイブ: 2025年11月4日

四十肩・五十肩の痛み!『可動域』を取り戻す段階的アプローチ

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節とその周囲の組織に炎症が起こり、激しい痛みと肩の動きの制限(可動域の減少)を引き起こすつらい症状です。この症状は、適切な治療を受けずに放置すると、痛みが治まっても肩の動きが固まったままになる「拘縮(こうしゅく)」という後遺症を残すことがあります。

可動域を完全に回復させ、日常生活を快適に送るためには、症状の進行段階に合わせた段階的かつ計画的なアプローチが不可欠です。今回は、四十肩・五十肩の治療における段階的ケアと可動域回復のポイントをご紹介します。

四十肩・五十肩の症状と治療の3つの段階

四十肩・五十肩は、発症から回復まで約半年から1年半程度かかると言われており、時期によって治療の目的が大きく異なります。

段階 症状の主な特徴 治療の主な目的
1. 急性期(炎症期) 激しい痛み。安静時や夜間にもズキズキ痛む。肩を動かせない。 炎症と痛みの徹底的な鎮静
2. 慢性期(拘縮期) 強い痛みは治まるが、肩が硬くなり、動く範囲が大幅に制限される。 硬くなった関節と筋肉を緩め、可動域を拡大
3. 回復期 痛みも可動域も改善に向かう。 筋力と耐久性を回復させ、再発を予防

『可動域』を取り戻す段階的アプローチ

【急性期】まずは「動かさないケア」で炎症を鎮める

この時期に無理に動かすと、炎症が悪化し、治癒が長引きます。

  • 徹底的な鎮痛・安静: 専門的な電気治療(ハイボルテージなど)やアイシングで炎症と痛みをコントロールします。痛む動作は避け、三角巾やサポーターで肩を安静に保ちます。
  • 周辺の緊張緩和: 痛む肩自体ではなく、その周辺(首や背中)の緊張を緩める施術を行い、肩への負担を間接的に軽減します。
【慢性期】「動かすケア」で柔軟性を回復させる

痛みが落ち着いたら、硬くなった関節包や筋肉を少しずつ伸ばし、肩の動きを広げるための訓練を開始します。これが可動域回復の最重要段階です。

  • 徒手療法と温熱: 固まった肩関節周辺の筋肉や筋膜を、手技で丁寧にほぐし、血行を促進します。温熱療法は、組織を緩め、ストレッチ効果を高めます。
  • 運動療法(リハビリ): 痛みが出ない範囲での「振り子運動(コッドマン体操)」や、他動的なストレッチ(治療家が補助して動かす)を行います。自分で腕を動かせる範囲を徐々に広げることが目標です。
【回復期】「使うケア」で再発を防ぐ

可動域が回復してきたら、実生活での動きに戻るための仕上げのケアです。

  • 筋力トレーニング: 弱ってしまった肩周り、特にインナーマッスル(ローテーターカフなど)を強化するトレーニング指導を行います。
  • 姿勢と体の軸の調整: 痛みが再発しないよう、肩に負担がかかる原因となっている骨盤や背骨の歪みをチェックし、体の軸を整えます。

まとめ:早期相談が回復への最短ルート

四十肩・五十肩は、時期に合わせた適切な治療アプローチが必要です。「安静にすべき時期」に動かしすぎたり、「動かすべき時期」に放置したりすると、回復が遅れるだけでなく、関節が固まって後遺症につながります。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、あなたの五十肩の症状がどの段階にあるかを正確に判断し、痛みを取りながら可動域を回復させるための最適な治療計画をご提案します。

つらい五十肩の痛みと可動域制限から解放され、スムーズな日常の動きを取り戻しましょう。

 

後遺障害でもらえる逸失利益とは

交通事故に遭い、後遺障害が残ってしまった場合、被害者は「後遺障害慰謝料」だけでなく、「逸失利益(いっしつりえき)」という損害も請求できる可能性があります。
しかし、この「逸失利益」という言葉は聞き慣れず、「どんなお金なの?」「どうやって計算するの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、交通事故被害者が知っておくべき“逸失利益”の仕組みと、請求のポイントをわかりやすく解説します。

■ 逸失利益とは? ― 将来得られたはずの収入の補償

逸失利益とは、事故に遭わなければ得られたはずの「将来の収入」のことです。
たとえば、交通事故で手足の機能を失ったり、視力や聴力を失ったりすると、今までのように働けなくなり、収入が減ってしまうことがあります。
この「将来にわたって失う収入分」を金銭で補償するのが“逸失利益”です。

つまり、後遺障害の影響によって「働く能力=労働能力」が低下した場合、その低下分に応じた補償を受けることができます。

■ 逸失利益の計算方法

逸失利益の算出は、次の基本式で求めます。

逸失利益 = 基礎収入 × 労働能力喪失率 × 労働能力喪失期間に対応するライプニッツ係数

 

※ライプニッツ係数は、将来にわたって分割で支払われるべき損害賠償金(後遺症による逸失利益や死亡逸失利益など)を一括で受け取る場合、本来発生するはずの利息分を差し引くために使われます。まとめて受けとったときに被害者が得をしないようにするための係数

それぞれの要素を見ていきましょう。

① 基礎収入

基礎収入とは、被害者が事故前に得ていた収入を基準に計算します。
給与所得者であれば、事故前の年収(源泉徴収票などで確認)を用い、専業主婦や学生など収入がない場合でも、「賃金センサス」という公的統計データを参考に収入を推定することができます。

たとえば、専業主婦でも「家事労働」という経済的価値を持つため、逸失利益を請求できるのです。

② 労働能力喪失率

労働能力喪失率とは、「後遺障害の程度により、どの程度働く能力が失われたか」を示す割合です。
これは、後遺障害等級によって目安が定められています。

例として、

  • 1級:100%(完全に働けない)

  • 5級:79%

  • 9級:35%

  • 12級:14%

  • 14級:5%
    というように、等級が低くなるほど喪失率も小さくなります。

ただし、これはあくまで目安であり、実際の労働状況や職種によって、裁判などで増減されることもあります。

③ 労働能力喪失期間とライプニッツ係数

労働能力喪失期間とは、「どのくらいの期間、能力が失われるか」を指します。
例えば、恒久的な障害なら“67歳まで”とするのが一般的で、年齢によって期間が変わります。

一方のライプニッツ係数とは、将来の収入を「現在価値」に換算するための数値です。
将来の金額をそのまま足してしまうと過大評価になるため、一定の割引計算を行うのです。
これは専門的な計算ですが、弁護士や保険会社が事故被害者に代わって行うのが通常です。

■ 逸失利益が認められるための条件

逸失利益は、「後遺障害等級認定」を受けて初めて請求できます。
単に「体に不調が残っている」と申し立てるだけでは認められません。
自賠責保険の後遺障害認定手続を経て、等級(1〜14級)が認定される必要があります。

さらに、以下の条件が重要です。

  • 後遺障害と事故との間に「因果関係」があること

  • その障害が「将来的にも回復しない」と医学的に判断されていること

  • 事故前後の収入差が明確に立証できること

これらを満たすことで、初めて逸失利益が認められる可能性が高まります。

■ 専業主婦や学生でも請求できるの?

「働いていないから逸失利益は関係ない」と思われがちですが、実はそうではありません。

専業主婦の場合、家事労働にも経済的価値があるため、「労働能力の喪失」とみなされます。
そのため、家事が十分にできなくなった場合は、賃金センサスの「女性労働者の平均賃金」を基に逸失利益を計算します。

また学生の場合でも、将来就職する見込みがあると判断されれば、同様に将来の収入を推定して逸失利益が認められるケースがあります。

■ 逸失利益を請求する際の注意点

逸失利益の請求は、非常に専門的な分野です。
被害者本人だけで手続きを進めると、以下のようなリスクがあります。

  • 適正な基礎収入を認めてもらえない

  • 労働能力喪失率を低く見積もられる

  • 将来の期間を短く設定される

こうした結果、実際に受け取れる金額が大きく減ってしまうことがあります。
そのため、交通事故案件に詳しい弁護士や、後遺障害等級申請のサポートを行う専門機関に相談することをおすすめします。

■ まとめ ― 正しい知識が「損をしない」第一歩

逸失利益は、後遺障害が残った被害者にとって、将来の生活を支える大切な補償です。
しかし、その金額は「計算の仕方」「認定の有無」「証拠の出し方」で大きく変わります。

もし事故後、体に違和感や不自由が残っている場合は、「もう治療は終わったから…」と諦めず、必ず専門家に相談してみてください。
後遺障害の認定と逸失利益の請求を正しく行えば、失った将来の収入をきちんと補償してもらうことができます。

交通事故後の人生を取り戻すためにも、「逸失利益」という仕組みを正しく理解し、損をしないように行動していきましょう。

 

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院

急患診療24時までOK!土曜診療可!

交通事故専門士の資格を持つ医療資格者による確かな施術で痛みの根本ら改善する

📞092-852-4551

〒814-0022 福岡市早良区原5-20-40 

交通事故に関することなら、東洋スポーツパレス鍼灸整骨院にお任せください。

 

筋トレ初心者が避けたい高負荷トレーニングとは?安全に始めるためのポイント

高負荷トレーニング=「頑張ってる」ではない

筋トレを始めたばかりの方に多いのが、「早く結果を出したいから」といって、いきなり重い重量を扱ってしまうこと。
確かに高負荷トレーニングは筋肉を大きくする効果がありますが、初心者には非常に危険です。

フォームが安定していない状態で高負荷をかけると、筋肉だけでなく、関節や腱、腰などのケガにつながるリスクが高まります。
特に「腰」「肩」「ひざ」のトラブルは初心者に多く、最悪の場合、トレーニング自体を続けられなくなることもあります。


安全に筋トレを始めるためのステップ

1️⃣ フォームの習得が最優先
 まずは軽い重量で、正しいフォームを身につけましょう。フォームが崩れていると、どれだけ負荷を上げても効果は半減します。

2️⃣ 体幹を意識する
 体幹が安定していないと、腕や脚の動きにもブレが生まれます。初心者こそ、腹筋や背筋を中心に体幹強化を意識しましょう。

3️⃣ 「ちょっとキツい」くらいからスタート
 無理に限界まで頑張る必要はありません。筋トレは“続けること”が何より大切。自分のペースを守りながら、少しずつ強度を上げていきましょう。


TOTAL CONDITION GYM AXISなら、初心者でも安心!

当ジムは鍼灸整骨院が運営しているジムです。体の専門家である柔道整復師や元理学療法士が在籍し、トレーニングだけでなく体の構造・痛みの原因・姿勢改善までを総合的にサポートします。

さらに院長は、整形外科での勤務経験を持ち、交通事故専門士・NSCAジャパン認定パーソナルトレーナー・アスレティックトレーナーなど、医学とトレーニングの両面から指導できる資格を多数保有。
だからこそ、初心者でも「安心して」「安全に」「確実に」結果を出せる環境が整っています。


✅トレーニングは「正しく」「続ける」ことが最大の近道

筋トレ初心者にとって、無理な高負荷トレーニングは遠回り。最初のステップを正しく踏むことで、ケガを防ぎ、理想の体づくりに一歩ずつ近づけます。

TOTAL CONDITION GYM AXISでは、一人ひとりの体の状態を見極めた科学的根拠に基づくパーソナルトレーニングを提供しています。

「安心して筋トレを始めたい」
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そんなあなたは、ぜひ一度TOTAL CONDITION GYM AXISへご相談ください。

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筋トレ初心者のケガ予防|正しい知識で安全に始める方法

筋トレ初心者がケガをしやすい理由

筋トレを始めたばかりの方の多くは、「やる気が先行してしまう」「重い負荷を早く扱いたい」と思いがちです。
しかし、正しいフォームや体の使い方を知らないまま負荷をかけると、関節や筋肉を痛めやすくなります
特に腰・肩・膝は、初心者がケガをしやすい部位です。

さらに、ウォームアップ不足や体幹の弱さもケガの原因になります。
無理に筋肉を追い込むより、正しい知識を身につけて段階的に強度を上げることが、結果的に安全で効率的な筋力アップにつながります。


ケガを防ぐためのポイント

1️⃣ 正しいフォームを最優先
 まずは軽めの負荷で動作をマスター。フォームが崩れると、筋肉や関節に不必要な負担がかかります。

2️⃣ ウォームアップとクールダウンを徹底
 筋肉や関節を動かす前後の準備と整理運動は、ケガ予防の基本。血流を促進し、柔軟性を高めます。

3️⃣ 体幹と姿勢を意識
 腹筋・背筋などの体幹が安定すると、手足の動きが安定し、ケガのリスクが減少します。

4️⃣ 段階的に負荷を上げる
 初心者は「少しきつい」と感じる程度の負荷からスタートし、体力と経験に合わせて強度を上げましょう。


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当ジムは鍼灸整骨院が運営しており、体の専門家が在籍しています。
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柔道整復師や元理学療法士のスタッフもおり、筋トレ中の体の動きや痛みのリスクを科学的に分析できます。

普通のジムは「場所を提供するだけ」ですが、TOTAL CONDITION GYM AXISでは一人ひとりの体の状態や目的に合わせたパーソナルトレーニングが可能です。
初心者でも、体の構造に沿った安全な筋トレを行うことができ、ケガゼロを目指せます。


✅まとめ

筋トレ初心者は、正しい知識と段階的なトレーニングがケガ予防のカギです。
TOTAL CONDITION GYM AXISでは、専門資格を持つスタッフがあなたの体に合った安全な筋トレを提案。

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アスリート向け|心拍数管理で最大限に効果を引き出すトレーニング法

心拍数を意識することでトレーニング効果を最大化

アスリートのトレーニングでは、ただ「長時間運動する」「重い負荷をかける」だけでは効率的にパフォーマンスを上げることはできません。
ポイントは心拍数管理です。心拍数を適切にモニタリングすることで、体にかかる負荷を最適化し、持久力・筋力・回復力を最大限に引き出せます。

心拍数には、主に以下のようなトレーニング効果があります:

  • 低強度(最大心拍数50〜60%):有酸素運動で基礎体力や脂肪燃焼に効果的
  • 中強度(最大心拍数60〜80%):心肺機能向上、筋持久力アップ
  • 高強度(最大心拍数80〜90%):瞬発力やスピード強化、競技力向上

このようにゾーンごとに負荷を管理することで、効率的に体を鍛えられ、オーバートレーニングによるケガや疲労も防げます。


TOTAL CONDITION GYM AXISで科学的トレーニング

当ジムは鍼灸整骨院が運営しており、体の構造や痛みの原因を理解したスタッフがサポートします。
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柔道整復師や元理学療法士のスタッフも在籍しており、アスリートの体を科学的根拠に基づきサポートできます。

通常のジムでは「場所の提供」が中心ですが、TOTAL CONDITION GYM AXISでは個々の心拍数・体力・目的に合わせたパーソナルトレーニングが可能。
心拍数を測定しながらトレーニング強度を調整することで、短時間でも効率的にパフォーマンスを向上させられます。


心拍数管理で得られるアスリートのメリット

1️⃣ 効率的なトレーニング:無駄な運動を減らし、短時間で成果を出す
2️⃣ ケガや疲労のリスク軽減:過度な負荷を避けて体を守る
3️⃣ 回復の最適化:トレーニング後の心拍数をモニタリングし、休息のタイミングを科学的に判断


✅まとめ

心拍数管理を取り入れたトレーニングは、アスリートにとって効率と安全性を両立させる最適な方法です。
TOTAL CONDITION GYM AXISでは、あなたの目的や体力に合わせた心拍数管理トレーニングを提供。

「短時間で成果を出したい」
「ケガを防ぎながらパフォーマンスを上げたい」

そんなアスリートは、ぜひ一度TOTAL CONDITION GYM AXISへ。専門家があなたの体と心拍数を科学的に分析し、最適なトレーニングプランを作ります。

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