交通事故後の治療というと、「通院回数」や「期間」に目が向きがちですが、
後遺障害認定において実は非常に重要なのがリハビリテーションの内容です。
「ちゃんと通っていたのに後遺障害が認められなかった」
その原因の多くは、治療内容が評価基準に合っていなかったことにあります。
この記事では、後遺障害認定で重視されるリハビリテーションの考え方と、
評価されやすい治療内容のポイントを分かりやすく解説します。
なぜリハビリテーションが重要なのか
後遺障害認定では、
「症状が残っているか」だけでなく、
「適切な治療を尽くした結果、それでも残った症状か」
が厳しく見られます。
つまり、
- 十分なリハビリを行っていない
- 形式的な治療だけが続いている
- 改善のための努力が見えない
こうしたケースでは、
「適切な治療を受けていない=後遺症とは言えない」
と判断されるリスクが高まります。
後遺障害認定で評価されるリハビリの基本条件
① 医学的に必要性が説明できること
評価されるリハビリには、
なぜその治療が必要なのかが説明できる必要があります。
例えば、
- 可動域制限に対する関節可動域訓練
- 筋力低下に対する筋力訓練
- 神経症状に対する神経滑走・物理療法
「痛いところをほぐしているだけ」では、
後遺障害認定では弱くなってしまいます。
② 症状と治療内容が一致していること
訴えている症状と、実際に行われているリハビリが一致していないと、
治療の合理性が疑われます。
例として、
- 首の痛みを訴えているのにリハビリ内容が曖昧
- 手のしびれがあるのに神経学的アプローチがない
このような場合、
「症状が軽いのでは?」と判断されることがあります。
評価されやすいリハビリテーション内容とは
関節可動域訓練(ROM訓練)
後遺障害認定では、
関節の動きがどれだけ制限されているかが重要な指標になります。
- 可動域制限の測定
- 継続的な可動域訓練
- 改善の有無の記録
これらが揃っていると、医学的な裏付けとして非常に有効です。
筋力・機能回復訓練
事故後は、痛みによる安静や不活動で筋力低下が起こりやすくなります。
- 筋力低下の評価
- 段階的な運動療法
- 日常生活動作への影響の記録
こうしたリハビリは、
「機能障害が残っているかどうか」の判断材料になります。
神経症状に対するリハビリ
しびれ、感覚異常、違和感といった神経症状は、
後遺障害12級・14級で特に問題になります。
- 神経学的検査
- 症状の持続性の記録
- 物理療法や運動療法の併用
これらが継続して行われているかが評価されます。
「漫然治療」と判断されるリスク
後遺障害認定でよく問題になるのが、漫然治療です。
- 毎回同じ電気治療だけ
- 明確な治療目的がない
- 改善評価や方針変更がない
このような治療が長期間続くと、
「治療効果が期待できない」「治療の必要性が低い」
と判断されてしまいます。
医師の関与が不可欠な理由
どれだけリハビリを行っていても、
医師の診察・指示・評価がなければ、後遺障害認定では弱くなります。
- 定期的な診察
- リハビリ内容の指示
- 症状固定の判断
これらが診療録に残っていることが非常に重要です。
リハビリ継続と症状固定の関係
症状固定とは、
「これ以上治療を続けても大きな改善が見込めない状態」です。
この判断に至るまでに、
- 適切なリハビリを
- 一定期間
- 継続して行っていたか
が、後遺障害認定の前提条件になります。
よくある失敗例
- リハビリ内容を理解せず受け身で通っていた
- 医師の診察がほとんどなかった
- 痛みがあるのに運動療法を避けてしまった
これらは「治療を尽くしていない」と判断されやすいポイントです。
まとめ|後遺障害認定は「リハビリの質」で決まる
後遺障害認定において重要なのは、
- 症状に合ったリハビリ内容
- 医学的に説明できる治療
- 医師の関与と記録
- 継続性と一貫性
単に通院しているだけでは不十分で、
**「何を目的に、どんな治療を続けてきたか」**が問われます。
リハビリは回復のためだけでなく、
正当な後遺障害評価を受けるための重要なプロセスです。
不安がある場合は、早めに専門家へ相談し、
適切なリハビリ環境を整えることが、後悔しない結果につながります。
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