朝晩の冷え込みが厳しくなり、すっかり秋らしくなりましたね。
「涼しくなったのに、夜中に足がつる…」「寝ている間にふくらはぎがピクピクする…」
そんなお悩みはありませんか?実はその**【こむら返り】**、夏の疲れだけでなく、秋の乾燥が原因かもしれません。今回は、知っておきたい水分補給のポイントについて解説します。
なぜ秋に足がつりやすくなるの?
「夏はたくさん汗をかくから水分補給が必要だけど、秋は大丈夫でしょ?」と思っていませんか?
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実は、秋も水分不足に陥りやすい季節です。
- 喉の渇きを感じにくい 涼しい気候で汗をかきにくくなるため、水分補給の意識が薄れてしまいます。
- 空気の乾燥 秋は空気が乾燥しており、呼吸や皮膚から知らず知らずのうちに水分が失われています。
- 内臓の冷え 冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、内臓が冷えて血行が悪くなり、水分代謝が滞ってしまいます。
水分が不足すると、筋肉の収縮をコントロールしている**ミネラルバランス(特にカルシウムやマグネシウム)**が崩れ、足がつりやすくなります。
足がつるのを防ぐ!秋の水分補給のポイント
「足がつるのがつらい…」という方は、以下の水分補給法を試してみてください。
1. 水分補給は「こまめに」「少量ずつ」
一度に大量の水を飲んでも、体外に排出されてしまいます。のどが渇いていなくても、1〜2時間おきにコップ1杯程度の水を飲む習慣をつけましょう。
2. 温かい飲み物を摂る
冷たい飲み物は内臓を冷やし、血行を悪くします。常温の水や白湯、温かいお茶などを飲むように心がけましょう。特に、生姜湯やほうじ茶などは、身体を温める効果も期待できます。
3. 睡眠前の水分補給を忘れずに
寝ている間にも、コップ1杯分の汗をかくと言われています。就寝前にコップ1杯の水を飲むことで、寝ている間の脱水を防ぎ、こむら返りの予防につながります。
最後に
足がつる症状は、身体からの「水分が足りていないよ!」というサインです。
正しい水分補給で身体を整えることが大切です。もし、適切な水分補給をしても症状が改善しない場合は、身体の歪みや筋肉の硬さが原因かもしれません。
無理をせず、いつでも当院にご相談ください。