モノを持ち挙げた時などに肩前部に痛みのくる上腕二頭筋長頭腱炎についてご説明いたします。
上腕二頭筋とは
二の腕の部分で『力こぶ』をつくる筋肉。
主に肘関節の屈曲・回外,肩関節の屈曲で働きます。
・起始:①長頭→肩甲骨関節上結節
②短頭→肩甲骨の烏口突起
・停止:長頭→橈骨粗面
短頭→橈骨粗面,上腕二頭筋腱膜
上腕二頭筋長頭腱炎とは
二頭筋の長頭が起始部で炎症をおこしたもの。
使いすぎ,肩関節の動きが悪い,筋力低下,瞬間的に強い力がかかる,などの原因でおきます。
・使いすぎ-筋肉が伸縮するときに結節間溝という部分で擦れて炎症がおきます。
・肩関節の動きが悪い-肩関節の筋肉が硬くなり無理に動かそうとして摩擦がおき炎症する。
・筋力低下-ローテーターカフ(回旋筋腱板)という肩関節の安定性に大事な筋肉が弱くなり安定性が崩れ摩擦がおき炎症がおこる。
・瞬間的に強い力がかかる-重いものなど急に持ったらおきる。
力仕事の人に多い
※ローテーターカフ→棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋の総称。
・症状
・動かすと痛み-特に結帯動作(エプロンの紐を後ろで締める動作)で痛みが出るのが特徴。
・腫れ-結節間溝部を押すと痛み
滑液包炎を合併する場合が多く結節間溝部に腫れが出る。
・動きに制限-最初は違和感がある位なのが、悪化すると腕を挙げる動きで痛みが出て夜間痛を伴うときもある。
※炎症が繰り返しおこり、放置しておくと最悪の場合腱が切れることがあります。
・検査→スピードテスト,ヤーガソンテスト
ヤーガソンテスト→手を内側に捻るのに抵抗する。(起始部に痛みが出る。)
スピードテスト→腕を上から押されるのにたえる。(起始部に痛みが出る。)
・治療→患部の安静,超音波療法,温熱療法,ストレッチ,筋力訓練
上腕二頭筋ストレッチ
筋トレ
アームカール(チューブ→バーベル)
棘上筋のトレーニング
棘下筋のトレーニング
・肩関節の安定性や動きをスムーズにするためにローテーターカフや上腕二頭筋のストレッチや筋力トレーニングは大切です!
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