姿勢のプロが教える!鏡でわかる『体の歪みチェック』


肩こりや腰痛、そして見た目のアンバランスさの原因の多くは、日々の習慣によって積み重ねられた「体の歪み」にあります。体の歪みは、自分では気づきにくいものですが、実は自宅の鏡や簡単な動作でセルフチェックが可能です。

今回は、姿勢のプロである整骨院の視点から、鏡を使ってご自身の体の状態を把握できる『体の歪みチェックリスト』をご紹介します。ご自身の体のクセを知り、根本改善への一歩を踏み出しましょう。

鏡の前でチェック!【体の左右差】

服を脱いで下着になり、全身が映る鏡の前に立って、ご自身の体を正面と横から観察してみましょう。

【正面チェック】
歪みチェック項目 当てはまる(左右差がある)場合 考えられる歪み
1. 肩の高さ 左右どちらかの肩が明らかに低い 鎖骨や肩甲骨、背骨の歪み
2. ウエストのくびれ 左右のくびれの深さが違う 骨盤の捻じれ、側弯の可能性
3. 骨盤の高さ 腰骨(骨盤の出っ張り)の高さが違う 骨盤の傾き(片方に体重がかかっている)
4. 膝の向き 膝頭が内側や外側など違う方向を向いている 股関節・足首の歪み、ニーイン・トゥアウト
5. 靴底の減り方 左右の靴底、または内側・外側の減り方が極端に違う 歩き方の癖、足首・骨盤の歪み
【側面チェック】
歪みチェック項目 当てはまる(理想から外れている)場合 考えられる歪み
6. 耳の位置 耳たぶが肩のラインよりもかなり前に出ている スマホ首(ストレートネック)
7. 背中の丸み 背中(肩甲骨の間)が極端に丸まっている 猫背、胸椎の柔軟性低下
8. 腰の反り お腹を突き出すように腰が強く反っている 反り腰、骨盤の前傾

自分で試す!【動作による歪み】チェック

鏡の前で、簡単な動作をして、左右差を確かめてみましょう。

動作チェック項目 当てはまる(左右差がある)場合 考えられる歪み
9. 片足立ち どちらか片方が極端にグラつく、または立てない時間が短い 体幹の不安定さ、骨盤・股関節の機能低下
10. 万歳 両手を同時に真上へ上げたとき、どちらか一方の腕が耳まで届かない 肩甲骨の動きの悪さ、肩関節周囲の拘縮

歪みチェックの結果と対処法

チェックリストで3つ以上「当てはまる」項目があった場合、体の歪みがすでに慢性的な不調や痛みを引き起こしている可能性があります。特に、肩の高さ、骨盤の高さ、膝の向きに左右差がある場合は、体の土台である骨盤に大きな歪みが生じていると考えられます。

歪みを放置すると、痛みやコリが慢性化し、回復しにくい体になってしまいます。自己流のストレッチや筋トレでは、歪みの根本原因である関節の捻じれを解消することは困難です。

まとめ:根本改善はプロにお任せを

ご自身で体の歪みをチェックできたら、次は根本的な原因を整えることが大切です。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、これらのチェック項目に加え、専門的な検査で体の歪みを詳細に把握します。そして、痛みの原因となっている骨盤や背骨の歪みを矯正し、正しい姿勢を維持できる体づくりをサポートいたします。

歪みを解消して、不調知らずの軽やかな体を手に入れましょう!