脳脊髄液減少症

交通事故での脳脊髄液減少症についてQ&A8選

交通事故やスポーツ事故に遭った際、全身への強い衝撃で脳脊髄液が硬膜の外に漏れ出ることがあります。 これにより硬膜内の圧が低くなり、全身にさまざまな症状が現れた状態を脳脊髄液減少症といいます。 外傷などの明らかな原因がなくても発症することもあります。今回は脳脊髄減少症についてQ&A形式で解説させていただきます。

 

脳脊髄液が減る原因は何ですか?

脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ外傷、落下事故等による頭部や全身への強い衝撃が原因で、脳脊髄液が漏れ出し減ることで、様々な症状が引き起こされる疾患です。 慢性的に様々な症状が現れ、日常生活に支障をきたすほどつらい状態となっているのにも関わらず、周りの理解が得られず、苦しい思いをされている人がいらっしゃいます。

 

交通事故による髄液漏れの症状は?

頭痛、首の痛み、めまい、吐き気、耳鳴り、疲れやすい、不眠 等のさまざまな症状が現れることがあります。 医療機関において、脳・脊髄MRI、CT等の検査を行います。 治療方法としては、水分補給や安静にして横に寝ることが 有効とされています。 また、必要に応じてブラッドパッチ療法*を施行します。

 

脳脊髄液減少症は指定難病ですか?

脳脊髄液減少症は、国の指定難病には現在指定されていません。しかし、治療が難しく、慢性の経過をたどる疾病であるため、難病と呼ぶことがあります。

 

脳脊髄液減少症は完治するまでにどれくらいの期間がかかりますか?

急性期例は、短期間(数週間以内)に改善、治癒する場合が多くなっています。 一方、慢性期例では改善には数ヶ月〜年単位という時間がかかる場合がほとんどです(複数回のブラッドパッチ治療などを行う場合も少なくない)。

 

脳脊髄液減少症の完治率は?

脳脊髄液減少症の完治率は、治療法や患者の状態によって異なりますが、一般的にブラッドパッチ療法で約6割が完治し、残りの4割も軽快することが期待できるとされています。

 

脳脊髄液減少症の急性期の症状は?

急性期の主症状は、起立性頭痛が最多で重要ですが、頚部痛、悪心、めまい、耳鳴、視覚異常などを伴うこともあります。

 

脳脊髄液減少症の特徴は?

主な症状は頭痛です。 それも、通常の頭痛とは異なる特徴を有しています。 頭痛は頭蓋内圧の変動(低下)が引き金となって起こりますので、寝た状態から急に起き上がったときなどには悪化します(起立性頭痛)。 立っていると頭蓋内圧が維持できずに頭痛が生じるので、寝た状態を好むようになります。

 

脳脊髄液減少症の目の症状は?

脳脊髄液減少症では、目の症状として、眼痛、ピントが合いにくい、複視、視力低下、羞明(まぶしさ)、視野異常などが現れることがあります。また、眼科的に異常が見られない場合もあります。

 

脳脊髄液減少症のよくある疑問をピックアップさせていただきました。

交通事故で強い衝撃を受けると、様々な痛みなどの症状に見舞われることがあります。衝撃直後に症状が現れないことも少なからずありますので、まずは病院を受診することが大切と言えます。

整骨院に通う期間も、適切に通えば、病院への通院期間と同様、慰謝料請求の対象となります。適切な補償を受けるためにも、医師による診断書を作成してもらい、整骨院に通いたいということを医師に相談しましょう。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院

急患診療24時までOK!相談は24時間OK!土曜診療可!

交通事故専門士の資格を持つ医療資格者による確かな施術で痛みの根本ら改善する

📞092-852-4551

〒814-0022 福岡市早良区原5-20-40 

当院では、交通事故患者・救急患者は9:00から24:00まで診療しています。

(適切な施術を行うため急患・深夜診療の場合は来院前に一度ご連絡ください) 

交通事故に関することなら、東洋スポーツパレス鍼灸整骨院にお任せください。