整骨院

保険会社は味方ではない?冷静に交渉するコツ

交通事故に遭うと、多くの人がまず頭に浮かぶのは「保険会社に連絡しなければ」ということです。自動車保険や傷害保険に加入していれば、治療費や修理費をカバーしてくれるので、頼りになる存在だと思うかもしれません。しかし、実際には保険会社は必ずしも私たちの“味方”ではありません。なぜそう言えるのか、そして冷静に交渉を進めるためのポイントについて整理してみましょう。

保険会社は利益を優先する

保険会社の主な役割は、契約者に適切な補償を提供することだけでなく、会社の利益を守ることにもあります。つまり、支払額を最小限に抑えることは彼らにとって当然の戦略です。事故後に保険会社から提示される示談金や提案は、必ずしも被害者にとって最適なものではありません。

たとえば、軽傷で済んだ場合でも、後から後遺症が出る可能性があります。その場合、最初の示談金額では十分な補償を得られないこともあります。保険会社はそのリスクを最小化するために、初期段階でなるべく低い金額を提示することがあります。

冷静に交渉するための心構え

事故に遭うと、気持ちが動揺してしまい、相手や保険会社の言いなりになりやすくなります。冷静に交渉するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。

1. 情報を整理して記録する

事故現場での状況や目撃者の証言、警察の実況見分書、診断書など、あらゆる証拠を整理しておきましょう。交通事故における補償額は、被害の程度や証拠の有無によって大きく変わります。書類や写真をきちんと残しておくことが、後の交渉で非常に有効です。

2. 慌てて示談に応じない

保険会社から示談金の提示があった場合、即答は避けましょう。最初の提示額は低めに設定されていることが多いため、冷静に内容を確認し、自分の損害や治療状況を踏まえて適切な金額かどうか判断する必要があります。

3. 専門家に相談する

弁護士や交通事故専門の相談窓口に相談することも有効です。特に後遺障害が残る場合や、慰謝料や休業損害の金額で争いがある場合、専門家の助言を受けることで保険会社との交渉を有利に進められます。

4. 交渉は感情的にならず事実で

「怒りや不満」は交渉においてはマイナスです。感情的になると、保険会社側に揺さぶられてしまうことがあります。事実や証拠に基づき、論理的に話を進めることが成功のカギです。

保険会社とのやり取りで注意すべき点

言葉の使い方に注意

保険会社の担当者は、言葉巧みに相手の判断を誘導することがあります。「通常はこのくらいの金額です」「ほとんどの方はこれで納得しています」など、心理的圧力をかける表現に注意しましょう。冷静に「自分の損害に応じた額」を意識することが大切です。

示談書の内容は必ず確認

示談書に署名する前には、内容を細かく確認しましょう。一度署名すると、後から追加で請求できないことがあります。特に治療費や将来の補償に関する条項は要注意です。

メールや書面で記録を残す

電話でのやり取りだけで済ませると、後から争いになった場合に証拠が不足することがあります。できるだけメールや書面でやり取りを残すと、交渉が有利に進めやすくなります。

具体的な交渉事例

事例1:軽傷でも後遺症が残ったケース

Aさんは交通事故でむち打ちを負い、3か月ほど通院しました。保険会社から提示された示談金は50万円でしたが、通院終了後も慢性的な首の痛みが残りました。Aさんは弁護士に相談し、後遺障害の認定を受けたことで、最終的に慰謝料は120万円に増額されました。

このケースでは、最初に示談に応じず、専門家の助言を受けたことが増額のポイントです。

事例2:休業損害が過小評価されたケース

Bさんは事故により2か月間仕事を休まざるを得ませんでした。保険会社から提示された休業損害は15万円でしたが、実際の給与明細を提示し、事実に基づいて交渉した結果、30万円に引き上げられました。

ここでは、記録をきちんと残して証拠を提示したことが決め手となりました。

後遺障害慰謝料の目安表

後遺障害の程度によって慰謝料は異なります。以下は自賠責保険に基づく目安です。

1級・・・・・約3,000万円 8級・・・・・約550万円円

2級・・・・・約2,400万円 9級・・・・・約400万円

3級・・・・・約1,900万円 10級・・・・・約280万円

4級・・・・・約1,400万円 11級・・・・・約180万円

5級・・・・・約1,100万円 12級・・・・・約110万円

6級・・・・・約900万円 13級・・・・・約80万円

7級・・・・・約700万円 14級・・・・・約50万円

 

※これはあくまで自賠責保険での目安で、裁判や弁護士基準では増額することがあります。

まとめ:保険会社は「味方」ではないが、交渉次第で味方になる

保険会社は契約者の利益を守る側面もありますが、基本的には会社の利益を優先する存在です。だからこそ、事故後は冷静に状況を整理し、感情に流されずに交渉を進めることが大切です。証拠の整理、示談内容の確認、専門家への相談、記録の保持など、準備をしっかりしておくことで、保険会社との交渉は自分にとって有利に進めることができます。

交通事故は誰にとっても不安でストレスの多い出来事ですが、冷静な対応と正しい知識があれば、適切な補償を受けることが可能です。「保険会社は味方ではない」という現実を理解したうえで、戦略的に行動することが大切です。

 

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院

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「なんとなく不調…」その原因は【隠れ脱水】かも?

「夏が終わったのに、なんだか体がだるい…」「集中力が続かない…」

そう感じている方はいませんか?その**「なんとなく不調」は、もしかしたら【隠れ脱水】**が原因かもしれません。

隠れ脱水は、自覚症状がないまま体内の水分が不足している状態です。特に、涼しくなる秋口は注意が必要です。今回は、隠れ脱水の原因と対策について、詳しく解説します。

隠れ脱水って何?

隠れ脱水とは、気づかないうちに体内の水分が失われ、慢性的な水分不足に陥っている状態のことです。

「喉が渇いていないから大丈夫」と思いがちですが、喉の渇きを感じた時にはすでに脱水は始まっています。特に以下のような状況では、隠れ脱水が進みやすいです。

  • 涼しい季節: 汗をかきにくいので、水分補給の意識が薄れる。
  • 室内での活動: エアコンや暖房で空気が乾燥している。
  • 仕事や勉強への集中: 集中していると、水分補給を忘れがちになる。

隠れ脱水が引き起こす不調

体内の水分が1〜2%失われるだけでも、以下のような様々な不調が現れます。

  1. だるさ・倦怠感: 水分不足で血液がドロドロになり、血流が悪化します。全身の細胞に酸素や栄養が届きにくくなるため、疲れやすくだるさを感じます。
  2. 集中力・思考力の低下: 脳の約80%は水分でできています。水分が不足すると脳の機能が低下し、ぼーっとしたり、集中力が続かなくなったりします。
  3. 肩こり・頭痛: 血流が悪くなると、筋肉が硬直しやすくなります。首や肩まわりの血行不良が、つらい肩こりや頭痛の原因になることもあります。
  4. 便秘: 腸内の水分が不足すると、便が硬くなり、便秘を引き起こしやすくなります。

いますぐできる隠れ脱水対策

「私は大丈夫」と思った方も、以下の対策を試してみてください。

1. こまめな水分補給

喉が渇いていなくても、1日にコップ8〜10杯を目安に、こまめに水を飲みましょう。特に、起床後、入浴後、就寝前は意識的に水分を摂るようにしてください。

2. 水分を多く含む食事

水分は飲み物からだけでなく、食事からも補給できます。スープ、果物、野菜などを積極的に摂りましょう。

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3. 適度な運動とストレッチ

適度な運動は血行を促進し、水分が全身に行き渡りやすくなります。また、水分不足で硬くなった筋肉をストレッチでほぐすことも大切です。

最後に

「なんとなく不調」は、身体が発しているSOSかもしれません。まずは意識的に水分を摂ることから始めてみましょう。

もし、不調が続くようでしたら、無理をせずに当院にご相談ください。体の歪みを整え、血流を改善することで、皆さんの健康をサポートします。

 

スポーツの秋!【正しいフォーム】を整骨院でチェック

涼しい風が心地よい季節になりました。スポーツの秋!と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。

「ジョギングを始めよう」「久しぶりにテニスをしよう」…そんな風に考えている方、ちょっと待ってください!

ケガなく、長くスポーツを楽しむためには、正しいフォームが欠かせません。今回は、なぜフォームが重要なのか、そしてフォームのセルフチェック方法についてお伝えします。

なぜ「正しいフォーム」が重要なのか?

フォームを意識せず、自己流でスポーツを続けていると、身体の一部に過度な負担がかかってしまいます。その結果、以下のような様々なケガにつながるリスクが高まります。

  • ランナー膝(腸脛靭帯炎):膝の外側の痛み
  • シンスプリント:すねの内側の痛み
  • アキレス腱炎:アキレス腱の痛み
  • テニス肘:肘の外側の痛み

正しいフォームを身につけることで、これらのケガを未然に防ぎ、パフォーマンスも向上させることができます。

いますぐできる!スポーツ別フォームチェック

あなたのフォーム、本当に正しいですか?主なスポーツのフォームチェックポイントをまとめてみました。

【ランニング】

  • 視線: 進行方向を見ていますか?
  • 腕の振り: 肘を$90^{\circ}$に曲げ、肩甲骨から動かすように意識していますか?
  • 着地: かかとからではなく、足の裏全体で着地できていますか?

【テニス】

  • 打つときの姿勢: 膝を軽く曲げ、腰を落とせていますか?
  • ラケットの振り: 腕だけでなく、体全体を使って振っていますか?

【ゴルフ】

  • アドレス(構え): 安定した土台ができていますか?
  • スイング: 体の中心を軸に、滑らかに回せていますか?

フォームの乱れは「身体の歪み」が原因かも

「正しいフォームを意識しているのに、うまくできない…」

それは、身体の歪みが原因かもしれません。

  • 骨盤の歪み
  • 猫背
  • 左右の筋肉のバランスの悪さ

これらはフォームの乱れを引き起こし、スポーツ障害の根本的な原因となります。当院では、専門家の視点からあなたの身体の歪みをチェックし、一人ひとりに合った施術とアドバイスで、より良いパフォーマンスを発揮できるようサポートします。

最後に

スポーツを楽しむ上で、ケガは一番避けたいものです。

まずは、自分のフォームを一度見直してみてください。そして、もし「なんとなく違和感がある」「身体が歪んでいる気がする」と感じたら、お気軽にご相談ください。

プロの目であなたの身体の状態を確認し、最適なケア方法を提案させていただきます。一緒にスポーツの秋を楽しみましょう!

 

9月のランニングは要注意!【ランナー膝】にならないための知識

暑かった夏が終わり、ランニングを再開する方も多いのではないでしょうか。9月は気温が下がり、走りやすい気候になる一方で、実はランナー膝のリスクが高まる時期でもあります。

今回は、ランナー膝の原因から予防法まで、皆さんが安全にランニングを楽しむための知識を、私たち整骨院の専門家がお伝えします。

ランナー膝とは?

ランナー膝(腸脛靭帯炎)は、膝の外側に痛みが生じるスポーツ障害です。太ももの外側にある腸脛靭帯が、膝の曲げ伸ばしによって大腿骨(太ももの骨)とこすれることで炎症を起こし、痛みが発生します。

  • 初期症状: 走り始めると膝の外側がうずくような違和感を感じる。
  • 悪化すると: 痛みが強くなり、走るのをやめても痛みが引かず、階段の上り下りや、ひどい場合は歩行すら困難になることもあります。

なぜ9月に要注意なの?

9月はランナーにとって要注意な時期です。以下のような理由から、ランナー膝のリスクが高まりやすいのです。

  1. 急な練習量の増加: 夏の暑さで練習を控えていた方が、涼しくなってから急に距離を伸ばしたり、ペースを上げたりすると、筋肉や関節がその変化に対応できず、過剰な負荷がかかります。
  2. 身体の柔軟性低下: 夏の間に運動量が減ると、筋肉や関節の柔軟性が低下しがちです。特に、太ももの外側の筋肉(大腿筋膜張筋)や腸脛靭帯が硬くなっていると、膝への負担が大きくなります。
  3. クールダウン不足: 気温が下がると、クールダウンを怠りがちになります。しかし、走り終わった後のストレッチやケアを怠ると、ランナー膝の原因となる筋肉や靭帯の緊張が抜けにくくなります。

ランナー膝にならないための予防策

ケガを未然に防ぎ、快適にランニングを続けるために、以下のポイントを実践しましょう。

1. 段階的な練習計画を立てる

いきなり長距離を走るのではなく、少しずつ距離や時間を増やしていきましょう。**「1週間で増やす距離は、前週の2割増しまで」**を目安にすると、身体への負担を減らせます。

2. ストレッチとマッサージ

ランニング前後のストレッチは必須です。特に、ランナー膝に有効な腸脛靭帯のストレッチを重点的に行いましょう。

  • 腸脛靭帯のストレッチ: 足をクロスさせて立ち、上半身を前に倒します。お尻から太ももの外側が伸びているのを感じましょう。
  • フォームローラー: 太ももの外側をフォームローラーで優しくマッサージすることも、効果的なケア方法です。

3. 適切なフォームとシューズ選び

  • フォーム: 着地時に膝が内側に入らないよう意識し、膝を痛めないフォームを身につけましょう。
  • シューズ: 自分に合ったシューズを選ぶことも重要です。クッション性が高く、足の形に合ったものを選びましょう。

痛みを感じたらすぐに専門家へ

もしランニング中に膝の痛みを感じたら、無理に走り続けず、すぐに練習を中止してください。そして、早めに私たちのような専門家に相談してください。

初期段階で適切な処置を行うことで、症状の悪化を防ぎ、早期にランニングを再開できるようサポートします。

9月の快適なランニングを、ケガなく安全に楽しみましょう。

 

裁判になることも?後遺障害をめぐる争いの現実

交通事故に遭い、治療を続けても後遺症が残ってしまった場合、多くの方は自賠責保険や任意保険を通じて「後遺障害等級認定」を申請することになります。後遺障害が認定されれば、慰謝料や逸失利益といった賠償金を受け取ることができますが、その過程は決して簡単ではありません。
実際には、後遺障害の有無や等級をめぐって争いが起こり、裁判に発展するケースも少なくないのです。この記事では、後遺障害認定をめぐるトラブルの実態と裁判の現実について解説します。

後遺障害認定の流れと難しさ

後遺障害は、自賠責保険に定められた等級に基づいて評価されます。等級は1級から14級まであり、等級が高いほど重い障害として認められます。

しかし、認定の判断基準は医学的所見に基づくものであり、被害者が訴える痛みやしびれがそのまま認められるわけではありません。 画像検査で異常が確認できない場合や、医師の診断書が不十分な場合には「非該当」とされることもあります。

被害者にとっては「日常生活に大きな支障があるのに認められない」という理不尽さを感じやすく、ここから争いが生じるのです。

保険会社と被害者の対立

後遺障害をめぐる争いの中心には、多くの場合「保険会社」と「被害者」の立場の違いがあります。

  • 保険会社側の視点
    保険会社は支払い額を抑える立場にあります。そのため、後遺障害の認定や等級を低く評価しようとする傾向があり、「症状が重いとは言えない」と主張することがあります。

  • 被害者側の視点
    一方で被害者にとっては、後遺症のために日常生活や仕事に大きな影響が出ているため、正当な補償を求めます。「痛みや不自由さを理解してもらえない」と感じることも多いです。

このように両者の思惑が対立し、話し合いで解決できない場合には、裁判へと進むことがあります。

裁判に発展するケースとは?

後遺障害をめぐる争いが裁判に発展するのは、次のようなケースです。

  1. 後遺障害が「非該当」と判断された場合
    症状固定後に申請しても後遺障害として認められず、「納得できない」と不服申立てや裁判に進むケースです。

  2. 等級認定が低すぎる場合
    本来は12級に相当すると考えられる症状が14級とされたなど、等級の差で賠償額が大きく変わることから争いになります。

  3. 逸失利益や労働能力喪失率をめぐる争い
    等級自体は認定されたものの、労働への影響度や喪失期間をめぐって賠償額に大きな開きが生じ、裁判になることがあります。

  4. 保険会社との示談交渉がまとまらない場合
    示談金額に大きな差があると、最終的には裁判で決着をつけざるを得なくなります。

裁判になった場合の流れ

裁判で後遺障害を争う場合、主に次の流れで進みます。

  1. 訴訟提起
    被害者(原告)が、加害者や保険会社(被告)を相手に訴えを起こします。

  2. 証拠提出
    医師の診断書、画像検査の結果、生活への影響を示す資料などを提出し、障害の存在や程度を立証します。

  3. 鑑定や医証の検討
    裁判所が医学的鑑定を行うこともあり、医師の意見書や専門家の証言が大きな役割を果たします。

  4. 判決または和解
    多くのケースでは判決前に和解が成立しますが、争点が大きい場合は判決に至ります。

裁判のメリット・デメリット

裁判で後遺障害を争うことにはメリットとデメリットがあります。

  • メリット

    • 公平な判断を受けられる可能性が高い

    • 適正な等級や損害賠償額を得られる可能性がある

    • 和解でも保険会社より有利な条件を引き出せる場合がある

  • デメリット

    • 解決までに長期間かかる(1年以上かかることも)

    • 弁護士費用などのコストが発生する

    • 精神的・時間的な負担が大きい

被害者にとって裁判は大きな負担ですが、納得できない場合にはやむを得ない手段となります。

専門家のサポートが不可欠

後遺障害をめぐる裁判は医学的知識と法律的知識が複雑に絡み合います。医師の診断書の書き方ひとつで認定が変わることもあるため、専門家のサポートが不可欠です。

  • 弁護士
    交通事故に強い弁護士は、医学的な知見を踏まえて後遺障害を立証するノウハウを持っています。

  • 行政書士
    後遺障害等級認定の申請書類をサポートする役割を担います。

  • 医師
    被害者の症状を的確に診断・記録することで、裁判における重要な証拠となります。

裁判を避けるためにできること

裁判は被害者にとって大きな負担です。できれば避けたいと考える方が多いでしょう。そのためには、次の点を意識することが大切です。

  • 事故直後から診察・治療の記録をしっかり残す

  • 症状を具体的に医師に伝え、診断書に反映してもらう

  • 示談交渉の早い段階で専門家に相談する

これらを徹底することで、不必要な争いを防ぎやすくなります。

まとめ:後遺障害をめぐる争いは裁判に発展することもある

交通事故の後遺障害は、被害者の人生に長く影響する重大な問題です。しかし、保険会社との認定や賠償額をめぐって争いが生じ、裁判に発展するケースも少なくありません。

被害者としては「納得できない結果に泣き寝入りするか」「裁判で戦うか」の選択を迫られることになります。大切なのは、正しい知識と適切なサポートを得て、後悔のない判断をすることです。

もし後遺障害をめぐって悩んでいるなら、早めに専門家へ相談し、最善の道を一緒に探ることをおすすめします。

 

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新学期、子どもの姿勢は大丈夫?学習効率を上げる【姿勢ケア】

長い夏休みが終わり、新学期が始まりました。新しい学年、新しいクラス、そして勉強時間が長くなることで、お子さんの姿勢が気になり始めている方も多いのではないでしょうか。

実は、子どもの姿勢は単なる見た目の問題ではありません。悪い姿勢は集中力の低下や疲労の蓄積につながり、学習効率を大きく左右する可能性があります。

なぜ姿勢が学習効率に影響するのか?

  • 集中力の低下:猫背や前かがみの姿勢は、肺を圧迫し、呼吸が浅くなります。脳に十分な酸素が行き届かなくなり、集中力が低下してしまいます。
  • 身体の不調:悪い姿勢が続くと、首や肩、腰に負担がかかり、肩こりや頭痛の原因になります。これらの不調は、学習意欲をそぎ、勉強に集中することを難しくします。
  • 自律神経の乱れ:姿勢の歪みは、自律神経にも影響を与えます。自律神経が乱れると、イライラしたり、疲れやすくなったりするなど、心身のバランスを崩しやすくなります。

新学期から始めたい!家庭でできる【姿勢ケア】

1. 正しい座り方を身につける

  • 深く腰掛け、背筋を伸ばす。
  • 足の裏全体を床につける。足が届かない場合は、踏み台などを使いましょう。
  • 机とお腹の間に握りこぶし一つ分くらいのスペースを空ける。

2. 適度な休憩と運動

長時間同じ姿勢でいると、筋肉が固まります。30分に一度は立ち上がって、身体を動かす習慣をつけましょう。軽いストレッチやジャンプをするだけでも効果があります。

  • 首のストレッチ:首をゆっくりと左右に倒す。
  • 肩甲骨のストレッチ:両腕を大きく回す。
  • 骨盤まわりのストレッチ:立ったまま腰をゆっくり回す。

専門家への相談も一つの選択肢

家庭でのケアだけでは改善が見られない場合や、すでに身体の不調を訴えている場合は、整骨院などの専門家に相談することも大切です。

  • 身体の歪みをチェック:専門家が身体の歪みをチェックし、原因を特定します。
  • 適切な施術:一人ひとりの状態に合わせた施術で、身体のバランスを整え、正しい姿勢を身につけやすくします。
  • 自宅でできるセルフケアのアドバイス:専門家から、家庭でできるストレッチや姿勢のポイントなど、具体的なアドバイスをもらうことができます。

まとめ

子どもの健やかな成長と学習効率の向上には、正しい姿勢が欠かせません。新学期を機に、親子で一緒に姿勢を見直し、明るく元気な学校生活を送りましょう。

 

夏バテを引きずらない!9月から始める【疲労回復】本格ケア

厳しい暑さが少しずつ和らぎ、過ごしやすくなってきた9月。夏の間、冷房の効いた部屋と外気との温度差、冷たい飲食物の摂りすぎなどで、知らないうちに身体に疲労が蓄積していることがあります。

「なんだか身体がだるい」「疲れが取れない」と感じているなら、それは夏バテのサインかもしれません。放置すると体調を崩しやすくなるため、本格的な疲労回復ケアを始めましょう。

夏バテで疲労が溜まる原因

夏バテの主な原因は、自律神経の乱れにあります。自律神経は、体温調節や内臓の働きをコントロールしているため、そのバランスが崩れると、さまざまな不調を引き起こします。

  • 激しい気温差 冷房の効いた室内と、暑い屋外を頻繁に行き来することで、身体は常に体温を調節しようと頑張っています。この繰り返しが自律神経に大きな負担をかけます。
  • 冷たい飲食物 冷たいものをたくさん摂ると、胃腸が冷えて働きが鈍くなります。栄養がうまく吸収できなくなり、疲労回復が遅れる原因になります。
  • 睡眠不足 寝苦しい夜が続き、質の良い睡眠が取れないと、身体の回復が追いつきません。

これらの要因が重なると、身体は慢性的な疲労状態に陥ってしまいます。

9月から始める【疲労回復】本格ケア

1. 身体を温める習慣をつける

朝晩の気温差が大きくなる9月は、意識して身体を温めましょう。

  • ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる 38~40度くらいのぬるめのお湯に浸かることで、自律神経がリラックスモードに切り替わり、血行も促進されます。
  • 温かい食事を摂る 冷たい麺類から、温かいスープや煮物などにシフトしましょう。生姜やネギなど、身体を温める食材を取り入れるのもおすすめです。

2. 適度な運動で血行を促進

夏の暑さで運動量が減っていた人も多いのではないでしょうか。ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で身体を動かすことで、血行が促進され、疲労物質の排出を助けます。特に、首や肩、股関節周りのストレッチは効果的です。

整骨院での本格ケア

セルフケアだけではなかなか疲れが取れない場合は、専門家である整骨院での本格的なケアを検討してみましょう。

  • 骨格・骨盤の歪み調整 身体の歪みは、自律神経の乱れや血行不良の原因になります。専門家による骨格・骨盤の調整で、身体のバランスを整え、本来の回復力を引き出します。
  • 全身の筋肉のコンディショニング 長時間の冷房で硬くなった筋肉を丁寧にほぐし、血行を改善します。特に、肩こりや腰痛など、夏の疲労が溜まりやすい部分にアプローチすることで、身体全体が軽くなるのを実感できるでしょう。
  • 自律神経を整える施術 自律神経にアプローチする施術を行うことで、心身ともにリラックスでき、質の良い睡眠を取りやすくなります。

まとめ

9月は、夏の疲労をリセットする大切な時期です。セルフケアに加えて、専門家である整骨院の力を借りることで、夏バテの不調を根本から改善し、快適な秋を過ごすための身体づくりを始めましょう。

 

「痛みの原因がわからない…」そんな時こそ整骨院に相談を

「この痛み、いつからだろう…」 「病院に行ったけど、特に異常はないと言われた…」 「原因がわからないのに、ずっと痛みが続いてつらい…」

もしあなたが、このような**「原因不明の痛み」**に悩まされているなら、一人で抱え込まずに、ぜひ整骨院にご相談ください。特に、レントゲンやMRIでは異常が見つからないのに痛みが続く場合、それは骨や関節そのものの問題ではなく、筋肉の緊張、体の歪み、神経の圧迫など、整骨院の専門分野である部分に原因があることが多いのです。

今回は、原因がわからない痛みの正体と、東洋スポーツパレス鍼灸整骨院がどのようにその痛みを解明し、根本から改善へと導くのかを解説します。

「原因不明の痛み」の正体とは?

病院の検査で異常が見つからないのに痛みが続く場合、以下のような原因が考えられます。

  1. 体の「歪み」:
    • 骨盤や背骨の歪み: 日常生活の癖(長時間のデスクワーク、スマホ操作、足を組むなど)や、過去のケガ、出産などによって、体の土台である骨盤や、全身の軸となる背骨が微妙に歪むことがあります。この歪みは、特定の関節や筋肉に過剰な負担をかけ、腰痛、肩こり、首の痛み、股関節痛、膝の痛みなどの原因となります。レントゲンでは骨の変形が見られなくても、骨の配置や関節の機能的な問題から痛みが引き起こされることがあります。
    • 姿勢の悪さ: 猫背や反り腰など、不良な姿勢が慢性化すると、常に特定の筋肉が緊張し、血行不良を招きます。これにより、疲労物質が蓄積し、慢性的なだるさや重さとして感じられることがあります。
  2. 筋肉の「トリガーポイント」:
    • 筋肉の中にできる硬いしこりのようなもので、押すと痛みが走ったり、全く別の場所に痛みが広がったり(関連痛)することがあります。例えば、お尻の筋肉のトリガーポイントが原因で足に痛みが出る(坐骨神経痛と間違われやすい)ことや、首の筋肉のトリガーポイントが原因で頭痛が起こることがあります。これらはレントゲンには写りません。
  3. 神経の「圧迫や絞扼(こうやく)」:
    • 骨や関節の歪み、または硬くなった筋肉によって、神経が圧迫されたり締め付けられたりすることがあります。これにより、しびれ、痛み、感覚異常などの症状が現れます。これも、神経そのものの損傷がない限り、画像診断では分かりにくい場合があります。
  4. 血行不良:
    • 体の歪みや筋肉の緊張は、血管を圧迫し、血行不良を招きます。酸素や栄養が筋肉や組織に行き渡らなくなり、疲労物質や老廃物が滞留することで、重だるさや、冷え、痛みとして感じられます。
  5. 自律神経の乱れ:
    • 慢性的な痛みやストレスは、自律神経のバランスを乱すことがあります。自律神経の乱れは、血行不良、筋肉の過緊張、内臓機能の低下、不眠など、様々な身体症状を引き起こし、痛みをさらに感じやすくする悪循環を生み出すことがあります。

整骨院が「原因不明の痛み」を解明し、改善へ導くアプローチ

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、原因不明の痛みに対して、以下のような総合的なアプローチで根本からの改善を目指します。

  1. 丁寧な問診と視診・触診: 痛みの部位や種類、いつから、どのような時に痛むのか、日常生活での癖、過去の病歴やケガなど、詳しくお伺いします。さらに、体の動き、姿勢、筋肉の張り具合、骨格のバランスなどを五感を使い、細かく丁寧に確認します。レントゲンでは分からない、体の「歪み」や「機能的な問題」を特定することが重要です。
  2. 体の「歪み」を整える骨格矯正: 痛みが生じている部位だけでなく、その痛みを引き起こしている根本原因である骨盤や背骨、股関節などの歪みを、熟練の手技で丁寧に調整します。体の軸が整うことで、重力に対して体が安定し、筋肉や関節への過剰な負担が軽減され、痛みが和らぎやすくなります。
  3. 硬くなった「筋肉」の緩和: 手技療法、電気治療、温熱療法、必要に応じて鍼治療などを組み合わせ、硬く緊張した筋肉(トリガーポイントを含む)を徹底的にほぐします。これにより、血行が促進され、神経への圧迫が軽減され、痛みやしびれの改善に繋がります。
  4. 姿勢改善と運動指導: 施術で整えた体を維持し、痛みの再発を防ぐために、日常生活での正しい姿勢(座り方、立ち方、歩き方など)や、ご自身でできる簡単なストレッチ、体幹トレーニングなどを指導します。無理なく続けられる「楽ちん」な健康習慣を提案し、健康な体づくりをサポートします。
  5. 自律神経のバランス調整: 慢性の痛みによるストレスや、全身の歪みからくる自律神経の乱れに対し、骨格調整や鍼灸治療でアプローチします。自律神経のバランスが整うことで、血行が改善され、筋肉の緊張が和らぎ、質の良い睡眠が取れるようになるなど、体の自己回復力が高まります。

その「原因不明の痛み」、あきらめる前に整骨院へ!

「どこに行っても原因が分からない」「もう治らないのかもしれない」と諦めてしまう前に、ぜひ一度東洋スポーツパレス鍼灸整骨院にご相談ください。

私たちは、レントゲンには写らない体の歪みや筋肉の問題に焦点を当て、あなたの痛みの根本原因を丁寧に探し出し、最適な施術プランをご提案します。

原因不明の痛みでお悩みでしたら、一人で抱え込まずに、私たちプロにお任せください。あなたの体を本来の健康な状態に戻し、快適で活動的な毎日を取り戻すお手伝いをいたします。

 

主婦でも後遺障害は認定される?

交通事故に巻き込まれたとき、被害者にとって大きな関心事の一つが「後遺障害」の認定です。特に専業主婦やパート勤務の方の場合、「私は働いていないから後遺障害は認められないのでは?」と不安に感じることが多いでしょう。しかし結論から言うと、主婦であっても後遺障害は認定されます。 認定の基準は「職業の有無」ではなく、「後遺症がどれだけ生活に影響を与えているか」です。この記事では、主婦における後遺障害認定の考え方や注意点を分かりやすく解説します。

後遺障害とは?

まず「後遺障害」という言葉の定義を確認しておきましょう。
後遺障害とは、交通事故によるケガが治療を続けても完全には回復せず、将来的にも症状が残る状態を指します。後遺障害は、自賠責保険において「後遺障害等級」という形で評価され、等級に応じて慰謝料や逸失利益(将来的に失われる収入)が認められます。

主婦にとっての「労働能力」とは?

主婦は外で働いていないからといって「労働をしていない」とは限りません。家庭内で担っている家事労働は、社会的に価値のある仕事として認められています。裁判例や保険実務においても、家事労働は経済的価値を持つ労働とされています。

例えば、交通事故で手や足に障害が残れば、掃除や料理、洗濯、買い物といった日常の家事に支障が生じます。これらは「労働能力の喪失」として評価され、後遺障害の等級認定や損害賠償の算定に反映されるのです。

主婦が認定されやすい後遺障害の例

主婦に多くみられる後遺障害には以下のようなものがあります。

  • 上肢・下肢の障害
    骨折や神経損傷により可動域が制限されると、掃除や料理に支障が出ます。

  • 神経症状(しびれや痛み)
    慢性的なしびれや痛みで、家事を長時間行うことが困難になるケースです。

  • 高次脳機能障害
    交通事故による脳損傷で記憶力や注意力が低下し、家事全般に影響が及ぶ場合があります。

  • 視力や聴力の障害
    調理や買い物などの日常動作に不自由が出るため、家事労働の支障として評価されます。

このように、主婦に特有の役割に直結する機能障害は、後遺障害として認められる可能性が高いのです。

専業主婦でも「逸失利益」が認められる?

「逸失利益」とは、後遺障害によって将来的に失われる収入を指します。働いていない主婦の場合、「収入がないのだから逸失利益はゼロでは?」と思う方も多いですが、そうではありません。
判例上、専業主婦の家事労働は賃金センサス(厚生労働省が公表する賃金統計)を基準に金銭評価されます。つまり、専業主婦であっても「仮に外で働いたとすれば得られたであろう収入」を基準にして、逸失利益が算出されるのです。

例えば、後遺障害等級が認定され、労働能力喪失率が20%と判断された場合、主婦であっても賃金センサスの金額を基に20%分の収入が失われたと計算されます。これは損害賠償の金額に大きな影響を与えるポイントです。

認定を受けるために重要なポイント

主婦が後遺障害を認定されるためには、以下の点を意識することが大切です。

  1. 医師に具体的な支障を伝える
    「痛い」「動かしにくい」だけでなく、「料理で包丁が握れない」「掃除機をかけると痛みで続けられない」といった日常生活の不便を具体的に説明しましょう。

  2. 主婦業に影響があることを証明する
    家事分担や事故前後での生活の変化をメモに残したり、家族に証言してもらったりすることが有効です。

  3. 後遺障害診断書を正確に書いてもらう
    医師の診断書は認定の根拠となります。自覚症状や他覚所見を正確に記載してもらうことが重要です。

  4. 専門家のサポートを活用する
    弁護士や交通事故に詳しい行政書士に相談することで、申請の不備や認定漏れを防ぐことができます。

認定が難航するケースもある

一方で、主婦の場合は「収入がないから賠償額を抑えられるのでは」と保険会社に主張され、争いになることも少なくありません。特に「神経症状」など画像に残りにくい障害は、保険会社から「大げさではないか」と疑われるケースがあります。この場合、診断書や生活の支障に関する証拠をきちんとそろえることがカギとなります。

まとめ:主婦でも後遺障害は認定される

交通事故で後遺症が残った場合、主婦であっても後遺障害の認定は十分に可能です。家事労働は立派な労働として評価され、慰謝料や逸失利益の算定に反映されます。大切なのは、日常生活にどのような支障が出ているかを具体的に伝えることです。

もし「主婦だから認められないのでは」と不安に感じている方がいれば、その心配は不要です。むしろ、認定を正しく受けることで、今後の生活を支える大きな助けになります。事故に遭って後遺症に悩んでいる方は、早めに医師や専門家に相談し、適切なサポートを受けましょう。

 

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「冷房で首や肩がガチガチに…」夏の“冷えこり”対策を整骨院が伝授

夏の暑い日、冷房の効いた涼しい部屋は天国のように感じられますよね。しかし、その快適な冷房が、実はあなたの首や肩を**ガチガチに固まらせる「夏の冷えこり」**の原因になっているかもしれません。

「夏なのに肩が凝ってつらい…」 「首が冷えて頭痛がする…」 「体がだるくて、夏バテかと思ったら冷えが原因だった…」

こんなお悩み、心当たりはありませんか? 夏の冷えこりは、放置すると慢性的な痛みや様々な体調不良に繋がりかねません。

今回は、なぜ冷房が首や肩の「冷えこり」を引き起こすのか、そして東洋スポーツパレス鍼灸整骨院がおすすめする、効果的な対策と整骨院でのケアについて解説します。

夏の冷房が“冷えこり”を招くメカニズム

冬の寒さだけでなく、夏の冷房も体を冷やし、肩や首の凝りを引き起こす大きな要因となります。

  1. 血行不良の悪化: 冷房の風が直接体に当たると、血管が収縮し、血流が悪くなります。特に、首や肩は血管が細く、筋肉も薄いため、冷えの影響を受けやすい部位です。血行が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡らず、疲労物質や老廃物が滞りやすくなり、肩や首がガチガチに固まります。
  2. 自律神経の乱れ: 暑い屋外と冷房の効いた室内との急激な温度差は、体温調節を司る自律神経に大きな負担をかけます。自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなり、血流コントロールが不安定になります。これにより、体が冷えやすくなり、筋肉の緊張も誘発されやすくなります。また、自律神経の乱れは、だるさ、めまい、不眠といった夏バテのような症状にも繋がります。
  3. 不良姿勢の助長: 冷えを感じると、人は無意識に肩をすくめたり、体を丸めたりしがちです。また、長時間同じ姿勢でパソコンやスマホを操作する現代の生活習慣に冷えが加わることで、猫背やスマホ首といった不良姿勢がさらに悪化し、首や肩への負担が倍増します。
  4. 汗腺機能の低下: 冷房が効いた環境にばかりいると、汗をかく機会が減り、体温調節を担う汗腺の機能が低下します。これにより、ちょっとした気温の変化にも体が対応しづらくなり、さらに冷えやすくなるという悪循環に陥ります。

整骨院が伝授!夏の“冷えこり”対策

ご自宅や職場でできる簡単な対策と、整骨院での専門的なケアで、夏の冷えこりを解消し、快適に過ごしましょう。

【セルフケア編】今日からできる冷えこり対策
  1. 首・肩を直接冷やさない:
    • スカーフや薄手のストール: 首元に巻いて、冷房の風から守りましょう。
    • 羽織りもの: カーディガンや薄手のジャケットを一枚常備し、オフィスや電車内で着用しましょう。
    • ひざ掛け: 足元が冷えやすい方は、ひざ掛けを活用しましょう。
  2. 適度な運動とストレッチ:
    • ウォーキング: 短時間でも良いので、外に出て体を動かし、血流を促しましょう。
    • 首・肩のストレッチ: 冷えで固まった筋肉をゆっくりと伸ばしましょう。例えば、首を前後左右に倒す、肩を大きく回すなど。
    • 湯船に浸かる: 夏でもシャワーだけでなく、ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくりと浸かり、体を芯から温めて血行を促進しましょう。
  3. 体を冷やす飲食物を避ける:
    • 冷たい飲み物やアイスクリームの摂りすぎは控え、常温の飲み物や温かいものを意識して摂りましょう。
    • 夏野菜でも、体を温める効果のあるショウガやニンニクなどを積極的に取り入れましょう。
【整骨院ケア編】根本から冷えこりをリセット!

セルフケアだけでは改善しない頑固な冷えこりには、整骨院での専門的なケアが非常に効果的です。

  1. 首・肩・背中の筋肉の緊張緩和: 手技療法、電気治療、温熱療法、必要に応じて鍼治療などを組み合わせ、冷えで硬くなった深層の筋肉まで丁寧にほぐします。血行を促進し、疲労物質の排出を促すことで、筋肉の柔軟性を取り戻し、痛みを軽減します。
  2. 骨格のゆがみ矯正: 冷えや不良姿勢によって生じた首や肩甲骨、背骨、骨盤のゆがみを調整します。体の軸が整うことで、血流や神経伝達が改善され、筋肉への負担が均等になり、冷えにくい体へと導きます。
  3. 自律神経のバランス調整: 温度差による自律神経の乱れに対し、骨格の調整や鍼灸治療でアプローチします。自律神経のバランスが整うと、体温調節機能が向上し、冷えやだるさといった不調が軽減され、質の良い睡眠も取れるようになります。
  4. 正しい姿勢とセルフケア指導: 日常生活における正しい姿勢(座り方、スマホを見る時の姿勢など)や、ご自宅でできる効果的なストレッチ、温め方などを具体的にアドバイスします。

夏の“冷えこり”、放置せずにケアしましょう!

「夏だから大丈夫」と油断せず、冷房による体の冷えに意識を向けることが大切です。冷えこりは放置すると慢性化し、夏バテや他の体調不良を引き起こす原因にもなりかねません。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院は、あなたの夏の“冷えこり”の根本原因を見極め、痛みを和らげるだけでなく、快適で健康的な夏を過ごせるよう全力でサポートいたします。

首や肩のつらい凝りでお悩みでしたら、一人で抱え込まずに、ぜひ一度当院にご相談ください。私たちと一緒に、冷えに負けないスッキリ軽やかな体を目指しましょう!