整骨院

【体幹の真実】!腹筋運動だけではダメな理由と正しい鍛え方

最近、「体幹(コア)」という言葉をよく耳にします。スポーツのパフォーマンス向上だけでなく、姿勢改善や腰痛予防にも欠かせない体の土台です。

しかし、「体幹を鍛える=腹筋運動をすること」だと思っていませんか?実は、一般的な腹筋運動(シットアップ)だけでは、体幹を真に安定させることはできません。今回は、体幹の本当の役割と、効率よく鍛えるための正しいアプローチについてご紹介します。


腹筋運動だけでは体幹が安定しない理由

体幹は、体の「軸」として機能する胴体の深層にある筋肉群を指します。腹筋運動で鍛えられるのは主に体の表面にあるアウターマッスルです。

  1. インナーマッスルが重要 体幹の安定に不可欠なのは、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群、横隔膜からなる深層のインナーマッスルです。これらはコルセットのように内側から脊柱や骨盤を支え、姿勢を安定させます。一般的な腹筋運動では、このインナーマッスルを効果的に使うことができません。
  2. 「動かす力」と「支える力」の違い 腹筋運動は「体を曲げる」という動きを生み出す力を鍛えます。一方、体幹に本当に必要なのは、**動きの中で姿勢を崩さずに「支え続ける力」**です。この「支える力」は、プランクやドローインといった、静的で地味なトレーニングで養われます。

いますぐ始める!体幹を整える正しい鍛え方

体幹の真の力を引き出すためには、静的(スタティック)な状態で、インナーマッスルを意識して行うトレーニングが効果的です。

1. ドローイン(呼吸法)

これは、インナーマッスルである腹横筋を意識的に使うための最も基本的なトレーニングです。

  • 仰向けに寝て膝を立てます。
  • 息を吐きながら、お腹をへこませて背中に引き寄せます。このとき、お腹の表面だけでなく、おへその下の深部が締まる感覚を意識してください。
  • へこませた状態を維持したまま、浅い呼吸を続けます(10秒×10セットが目安)。
2. プランク(体幹保持)

体幹の「支える力」を全体的に鍛えるトレーニングです。

  • うつ伏せになり、肘とつま先で体を支えます。
  • 頭からかかとまで一直線になるよう、お腹と背中に力を入れます。
  • 腰が反ったり、お尻が上がったりしないよう、体幹が崩れない限界の時間(30秒〜1分)をキープします。

まとめ:体の歪みを整えて体幹の効率を上げる

どれだけトレーニングをしても効果が出ない場合、**「姿勢の歪み」**が原因でインナーマッスルが正しく機能できていない可能性があります。骨盤や背骨が歪んでいると、筋肉に正しく力が入らず、体幹トレーニングの効果も半減してしまいます。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、姿勢の土台である骨盤の歪みを整えることで、体幹の筋肉が正しく使える状態に導きます。

体の軸を根本から整えて、腰痛知らずの安定した体を手に入れましょう!

定年後に事故に遭ったら?高齢者と後遺障害と補償のポイント

人生の一区切りである定年後は、自由な時間を楽しむ一方で、体の衰えや反応速度の低下といった変化も出てきます。この時期に交通事故に遭うと、若いころよりも重い負担や後遺障害リスクを抱える可能性があります。今回は、高齢者が交通事故に遭った際の注意点や後遺障害に関する情報を中心に解説します。

高齢者が交通事故で直面しやすいリスク

高齢者は加齢による身体的変化の影響で、事故に遭いやすく、また被害も重くなる傾向があります。主な理由は以下の通りです。

  1. 反応速度の低下
     若い頃に比べて反応速度が落ちており、車や自転車のブレーキ操作、歩行中の回避行動が遅れやすくなります。

  2. 骨や筋肉の脆弱化
     骨粗鬆症や筋力低下により、同じ衝撃でも骨折や関節損傷のリスクが高まります。

  3. 回復力の低下
     ケガの回復が遅く、入院期間が長引きやすいほか、後遺障害が残る可能性も高くなります。

  4. 複数の基礎疾患の影響
     高血圧や糖尿病など、持病がある場合、事故後の治療や回復に影響することがあります。

後遺障害とは何か

交通事故による後遺障害とは、治療を続けても回復せず、日常生活や仕事に制限が残る状態を指します。たとえば、関節の可動域制限、神経麻痺、手足のしびれや感覚障害などです。高齢者は回復力が低いため、若い人よりも後遺障害が残る可能性が高くなります。

後遺障害が認定されると、加害者や保険会社から慰謝料や補償を受けられる権利があります。慰謝料の金額は障害の程度や生活への影響度に応じて決まりますが、高齢者の場合も「生活の自立度」や「介護の必要性」によって判断されます。

高齢者が有利に進めるためのポイント

定年後の事故では、知識を持って対応することで、後遺障害認定や補償を有利に進めることができます。以下のポイントを押さえておきましょう。

1. 事故直後から医療機関を受診する

軽いケガでも、早期に医療機関で診察を受け、診断書を作成しておくことが重要です。診断書は後遺障害認定や保険請求の根拠となるため、後から「症状があるのに証明がない」とならないようにします。

2. 診断内容や通院記録を細かく残す

受診日、症状、治療内容、医師の指示などをきちんと記録しておくと、後々の交渉において有利に働きます。特に高齢者は、症状が軽くても後遺障害認定で考慮されることがあります。

3. 保険や補償制度を理解しておく

高齢者の場合、既存の医療保険や介護保険と交通事故の補償が重複することがあります。自賠責保険や任意保険でどの範囲が補償されるのかを確認し、必要に応じて弁護士特約や人身傷害保険を活用しましょう。

4. 示談交渉は焦らず行う

事故直後に示談を急ぐと、症状が完全に明らかになる前に交渉が成立してしまうことがあります。特に高齢者は回復に時間がかかることも多く、症状固定前に示談に応じることは避けましょう。

5. 専門家に相談する

弁護士や交通事故専門の相談窓口を利用することで、後遺障害認定や補償額の交渉をスムーズに行うことができます。特に後遺障害の等級認定や慰謝料の計算は専門知識が必要なため、早めに相談することが大切です。

高齢者ならではの注意点

  1. 生活環境の変化を考慮する
     定年後は仕事よりも日常生活での自立が重要になります。後遺障害が残った場合、介護や家事支援が必要になることもあるため、その影響を補償に反映させることができます。

  2. 介護認定との関係
     後遺障害が残った場合、自治体の介護サービスや介護保険制度と連動して、必要な支援を受けられることがあります。事故による障害が生活に与える影響を正確に示すことが重要です。

  3. 将来の健康リスクも視野に入れる
     事故による後遺障害は、今後の健康や体力に影響を与えることがあります。医師と相談し、定期的な検査やリハビリを継続することが安心です。

まとめ

定年後は体力や回復力の低下により、交通事故に遭った際の影響が大きくなる可能性があります。しかし、正しい知識を持ち、事故直後から医療機関を受診し、記録を残すことで、後遺障害認定や補償交渉を有利に進めることができます。示談や保険請求は焦らず、必要に応じて専門家の力を借りることが大切です。

定年後の人生を安心して過ごすためにも、交通事故に関する基本知識を身につけ、万が一の事態に備えておきましょう。日常生活の安全対策と知識の両方が、高齢者にとっての最大の防御策となります

 

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院

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実は多い!交通事故を知って有利に進める方法

交通事故は誰にでも起こり得る身近な出来事です。ニュースで大きな事故が取り上げられることは多いですが、実際のところ、日常の生活の中で起こる「軽微な事故」も含めると件数は膨大です。特に都市部では自動車だけでなく、自転車や歩行者が絡む事故も増えており、誰もが当事者になり得るといっても過言ではありません。ところが、多くの人は事故に遭ってから初めて「保険の仕組み」や「補償の手続き」に直面し、十分な知識がないまま不利な状況で話を進めてしまいます。そこで今回は、交通事故に関する基本的な知識と、知っておくだけで有利に進められる方法を解説します。

交通事故が「実は多い」理由

警察庁の統計によれば、日本では年間数十万件の交通事故が発生しています。その中には人身事故だけでなく物損事故も含まれますが、数でいえば物損事故の方が圧倒的に多く、届け出をしていない軽微な事故も含めればさらに膨大な件数となります。
例えば「駐車場で車を擦ってしまった」「自転車と歩行者がぶつかった」といったケースも交通事故に含まれます。こうした小さな事故でも、治療費や修理費をめぐってトラブルに発展することは少なくありません。つまり「大事故だけが問題になる」と考えていると、実際に自分が当事者になった時に対処が遅れてしまうのです。

知っておきたい基本の流れ

交通事故が起きた際、まず大切なのは「冷静な初期対応」です。具体的には以下の流れを押さえておきましょう。

  1. 安全確保と救護
     まずは二次被害を防ぐために安全を確保します。ケガ人がいれば速やかに救急車を呼びましょう。
  2. 警察への通報
     どんなに軽微な事故でも、必ず警察へ届け出を行うことが必要です。後日、保険請求や過失割合の判断に不可欠な「事故証明」を取得できます。
  3. 相手方の確認
     氏名、住所、連絡先、加入保険会社などを記録しておきましょう。可能であれば免許証や車検証を確認します。
  4. 証拠の確保
     現場の写真、車両の位置、ブレーキ痕、周囲の状況をスマホで撮影しておくと後々のトラブル防止に役立ちます。
  5. 保険会社への連絡
     加入している保険会社にできるだけ早く事故の状況を伝えましょう。

知識があると「有利になる」ポイント

交通事故の後処理では、ちょっとした知識の差が結果を大きく左右します。特に以下のポイントを理解しておくと、有利に進められる可能性が高まります。

1. 過失割合の仕組み

事故後に大きな争点となるのが「過失割合」です。これは双方の責任の度合いを数値化したもので、例えば「信号のない交差点での出会い頭事故」では、片方が7割、もう一方が3割といった具合に示されます。
この割合によって、賠償責任や支払い額が変動します。相手の主張に流されず、判例や過去の事例を調べることで、適正な割合を主張できるようになります。

2. 保険の種類を理解する

自賠責保険は最低限の補償しかカバーしていません。そのため、任意保険の加入内容が極めて重要になります。対人・対物無制限、弁護士特約、人身傷害補償など、自分や家族を守るための特約を知っておくと安心です。特に弁護士特約は年間数千円の追加で利用でき、示談交渉を専門家に任せられるため非常に有利です。

3. 診断書の重要性

交通事故では、軽いケガであっても必ず病院を受診し、診断書を作成してもらいましょう。診断書があるかないかで、後の補償や慰謝料請求に大きな差が出ます。事故直後は痛みを感じなくても、後から症状が出るケースも多いため注意が必要です。

4. 示談交渉のタイミング

相手方や保険会社から早い段階で示談を持ちかけられることがありますが、焦って応じてはいけません。治療が終わり、症状固定の診断を受けるまでは、慰謝料や後遺障害に関する正しい判断ができないからです。知識を持ち、冷静に対応することで不利な条件での示談を避けられます。

よくある失敗と回避策

交通事故に遭った人の中には「知らなかった」ことで損をしてしまうケースが少なくありません。代表的な例を紹介します。

  • その場で謝罪しすぎて過失を認めてしまう
     誠意を示すことと、法的な責任を認めることは別問題です。感情的に謝罪することはあっても、過失の割合については警察や保険会社の調査に委ねるべきです。
  • 通院を途中でやめてしまう
     症状が残っているのに治療をやめると、慰謝料や後遺障害の認定に不利になります。医師の指示に従い、必要な通院を継続しましょう。
  • 保険会社任せにしすぎる
     保険会社は中立ではなく、あくまで契約者や自社の利益を優先します。必要に応じて弁護士や専門家に相談することが大切です。

有利に進めるための具体的な行動

  1. 事故直後の記録をしっかり残す
     写真やメモは後の交渉で大きな証拠となります。
  2. 医療機関を早めに受診する
     「大丈夫だろう」と自己判断せず、必ず医師の診断を受けること。
  3. 弁護士特約を活用する
     費用を気にせず専門家に相談できるため、不安を大きく減らせます。
  4. 情報収集を怠らない
     インターネットや書籍で事例を調べるだけでも、交渉力が高まります。

まとめ

交通事故は「思っている以上に多い」ものです。そして、多くの人が知識不足のまま相手や保険会社との交渉に臨み、不利な条件で示談をしてしまいます。事故の発生を完全に防ぐことはできませんが、基本的な流れや知識を押さえておくことで、いざという時に冷静かつ有利に進めることが可能です。特に過失割合、保険の内容、診断書の重要性、示談交渉のタイミングは大きな分かれ目となります。

もしもの時のために、今のうちから交通事故に関する知識を身につけ、保険の内容を確認し、必要であれば弁護士特約を付けておきましょう。小さな準備が、大きな安心と有利な結果を生むのです。

 

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【秋の乾燥】で足がつる?知っておきたい水分補給法

朝晩の冷え込みとともに、空気の乾燥が気になり始める秋。この季節になると、「夜中に急に足がつる(こむら返り)」という症状に悩まされる方が増えます。足がつるのは、夏の疲れや冷えのせいと思われがちですが、実は**「秋の乾燥」**による体内の水分不足が大きく関係しているかもしれません。

今回は、秋の乾燥が足のつり(こむら返り)を引き起こすメカニズムと、知っておきたい効果的な水分補給法についてご紹介します。


なぜ秋の乾燥で足がつりやすくなるのか?

足がつる主な原因は、筋肉の異常な収縮です。これには、水分や電解質(ミネラル)のバランスの乱れが深く関わっています。

  1. 目に見えない水分不足(隠れ脱水) 夏のような大量の汗はかかなくても、秋は空気が乾燥しているため、**呼吸や皮膚から失われる水分(不感蒸泄)**が増加します。特に睡眠中は水分補給ができないため、体内の水分が不足しがちになります。
  2. ミネラルバランスの乱れ 水分が不足すると、筋肉の動きを調整するマグネシウムやカリウムなどの電解質の濃度が乱れます。このバランスが崩れることで、筋肉が異常に興奮し、突然のつり(こむら返り)を引き起こしやすくなります。
  3. 冷えによる血行不良 秋の夜は冷え込むため、ふくらはぎの筋肉が収縮し、血行が悪くなります。血行不良は、疲労物質や老廃物を溜め込みやすくし、足のつりを誘発する要因となります。

知っておきたい!効果的な水分補給法

秋の乾燥と冷えによる足のつりを防ぐには、水分補給の方法を工夫することが大切です。

1. 「飲む時間」を意識する

特に足がつりやすい就寝前と起床直後にコップ一杯の水分を摂りましょう。寝る前の水分補給は、睡眠中の脱水を防ぐ効果が期待できます。

2. 「何を飲むか」を意識する

水やお茶だけでなく、ミネラルも一緒に補給することが重要です。

  • 経口補水液やスポーツドリンクを薄めたもの。
  • ミネラルウォーターや、少しの塩分・クエン酸(レモンなど)を加えた白湯。
  • 体を冷やさないよう、できるだけ常温か温かい飲み物をゆっくりと飲みましょう。
3. 併せて体を温める

水分補給と同時に、ふくらはぎを温めて血行を良くすることが効果的です。湯船に浸かったり、寝る前に軽くマッサージやストレッチをしたりする習慣をつけましょう。


まとめ:体の巡りを整えて、秋の夜長を快適に

秋の足のつりは、体の乾燥と冷えが複合的に絡み合って起こる不調です。適切な水分とミネラル補給、そして体の冷え対策を習慣にすることで、つらい症状は予防できます。

もし、セルフケアを続けても症状が改善しない場合や、足のつりが頻繁に起こる場合は、体の歪みや慢性的な血行不良が隠れている可能性があります。東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、体の歪みを整え、血行を促進することで、皆さんの健康的な体づくりをサポートしています。

夜中のつりから解放されて、秋の夜長を快適に過ごしましょう。

【夏の終わりの駆け込み】!溜め込んだ疲れをリセットして秋を迎える

今年の夏は、記録的な猛暑でしたね。夏バテや睡眠不足、冷房による体の冷えなど、気づかないうちに**「夏の疲れ」**を溜め込んでいませんか?

「なんとなく体がだるい」「疲れがとれない」と感じているなら、それは体が発するSOSサインです。そのままにしておくと、秋になってから本格的な体調不良につながる可能性があります。今回は、夏の終わりに溜め込んだ疲れをリセットし、スッキリと秋を迎えるための方法をご紹介します。


なぜ夏に疲れが溜まるの?

夏は、私たちが思っている以上に体力を消耗しています。

  1. 自律神経の乱れ 猛暑と冷房の効いた室内との温度差が激しいと、体温調節を司る自律神経に大きな負担がかかります。これにより、自律神経のバランスが乱れ、疲労感やだるさが抜けにくくなります。
  2. 睡眠の質の低下 寝苦しい夜が続くと、睡眠が浅くなり、十分に体を休めることができません。疲労回復には質の良い睡眠が不可欠です。
  3. 内臓の冷え 冷たい飲み物や食べ物をたくさん摂ることで、内臓が冷え、働きが鈍くなります。消化機能が低下すると、栄養の吸収効率が悪くなり、疲労回復が遅れます。

いますぐできる!夏の疲れリセットケア

溜め込んだ夏の疲れを解消するには、体の内側と外側からアプローチすることが大切です。

1. 体を温めて血行促進
  • 温かい飲み物:白湯や温かいスープを食事に取り入れて、内臓を温めましょう。冷たいものは控えめが基本です。
  • 入浴:ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、体の芯から温まり、血行が促進されます。
2. 軽いストレッチと運動
  • 背伸び:体の中心である背骨を伸ばすことで、全身の血流が良くなります。
  • 肩甲骨回し:肩を大きく回して肩甲骨周りを動かし、上半身の緊張をほぐしましょう。
3. 質の良い睡眠をとる
  • 寝具の調整:心地よい温度と湿度に調整し、快適な睡眠環境を整えましょう。

まとめ:体のプロに相談して、根本からリセット

セルフケアを続けても「だるさがとれない」「体が重い」と感じる場合は、体の歪みや筋肉の硬直が原因かもしれません。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院は、夏の間に溜まった体の歪みや疲労をチェックし、一人ひとりに合った施術で根本からリセットするお手伝いをします。

この機会に、夏の疲れをしっかり取り除いて、心身ともに軽やかな秋を迎えましょう。お体のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

【10月】気温急降下! 寒さで固まる**『背中の痛み』**をリセット

10月に入り、朝晩の気温が急に下がる日が増えてきましたね。この急激な気温の変化は、私たちに**「背中の痛み」**という形で不調をもたらすことがあります。

「なんだか背中が張る」「肩甲骨の間がガチガチに固まっている」と感じるなら、それは寒さによる筋肉の緊張が原因かもしれません。今回は、寒さで固まった背中の痛みをリセットし、快適に過ごすための方法をご紹介します。


寒さと背中の痛みの密接な関係

気温が下がると、私たちの体は体温を維持しようとして無意識に防御反応を起こします。

1. 血管の収縮と血行不良 寒さを感じると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。これにより血行が悪くなり、背中や肩甲骨周りの筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。その結果、疲労物質が溜まりやすくなり、痛みに変わってしまうのです。

2. 筋肉の緊張と姿勢の悪化 寒さで身をすくめたり、猫背になったりする時間が長くなると、背中や首、肩甲骨周りの筋肉が常に緊張した状態になります。この持続的な緊張が、慢性的な背中の張りや痛みを引き起こします。

3. 自律神経の乱れ 急激な気温差は、自律神経のバランスを乱し、筋肉をリラックスさせる機能がうまく働かなくなります。これも、背中のコリや痛みがなかなか取れない原因の一つです。


いますぐできる!背中の痛みリセットストレッチ

寒さで固まった背中の筋肉を効果的にほぐすためのストレッチをご紹介します。

1. 簡単!肩甲骨回し
  • 両手を肩に置き、肘で大きく円を描くようにゆっくりと回します。
  • 前回しと後ろ回しを、それぞれ10回ずつ行いましょう。肩甲骨が動いているのを意識するのがポイントです。
2. 猫の背伸びのポーズ
  • 四つん這いになり、両手を前に伸ばしながらお尻を後ろに引きます。
  • 背中全体が心地よく伸びるのを感じながら、30秒ほどキープしましょう。
3. 体側(脇腹)のストレッチ
  • 椅子に座り、片手を上に伸ばして、ゆっくりと体を真横に倒します。
  • 脇腹から背中にかけての筋肉が伸びるのを感じながら、左右交互に行います。

まとめ:体の巡りを整えて、冬を迎える準備を

背中の痛みは、ただの筋肉疲労ではなく、体の冷えや姿勢の歪みが深く関わっています。日々のストレッチや、温かい飲み物・入浴で体を温めるセルフケアを続けてみましょう。

もし、セルフケアを続けても痛みが取れない、または痛みが悪化する場合は、体の歪みが原因かもしれません。東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、背中の痛みの根本原因である姿勢の歪みや、自律神経の乱れにアプローチし、健康的な体づくりをサポートしています。

寒さが本格化する前に、背中の痛みをリセットして、軽やかな体で秋を楽しみましょう!

後遺障害診断書はこう書く!医療従事者の立場から

交通事故後の後遺障害認定において、最も重要な資料の一つが後遺障害診断書です。これは、被害者が適切な補償を受けるために欠かせない書類であり、医師がどのように記載するかでその後の認定結果や補償内容が大きく左右されます。今回は、医療従事者の立場から「後遺障害診断書をどう書くべきか」について解説していきます。

後遺障害診断書の役割とは

後遺障害診断書は、交通事故によるケガが治癒後も残った症状や障害の有無・程度を医学的に証明する文書です。損害保険会社や自賠責保険調査事務所は、この診断書をもとに後遺障害等級の認定を行います。つまり、記載内容が不十分であれば、本来受け取れるはずの補償を逃す可能性もあるのです。

記載で重視すべきポイント

1. 受傷機転と症状の一貫性

診断書には、事故によってどのように受傷したのか(受傷機転)を明確に書く必要があります。例えば「追突事故により頸椎捻挫を受傷」など、事故と症状が直結していることがわかる表現が望ましいです。
また、初診から現在に至るまでの症状の一貫性も重要です。途中で記録が抜け落ちると、事故との因果関係を疑われかねません。

2. 自覚症状の詳細

患者の訴えをそのまま記載するのではなく、部位・頻度・程度・日常生活への影響を具体的に書くことが求められます。
例:「頸部痛が持続し、雨天時や長時間のデスクワークで増悪。肩から上腕にかけて放散痛あり。洗濯物を干す際に腕を上げにくい。」

3. 他覚所見の客観性

後遺障害診断書は、あくまで医学的な証明です。したがって、医師が診察で得た客観的な所見を明確に示す必要があります。可動域制限、筋力低下、感覚障害、腫脹、画像所見(MRI・X線等)を、左右差や具体的数値を伴って記載すると説得力が高まります。

例:「頸椎前屈:45°、後屈:20°(健側:後屈60°)、MMT4/5の筋力低下を認める。」

4. 将来にわたる予後の見通し

「これ以上の改善は見込めない」「長期にわたり症状が持続する可能性が高い」といった医師の医学的見解を記載することは非常に重要です。ここが曖昧だと、後遺障害認定が下りにくくなります。

記載漏れが招くリスク

医師が「症状はあるが大きな障害はない」と判断し簡単に記載してしまうと、被害者は後遺障害非該当となり、補償を受けられなくなることがあります。また、後から訂正や追加記載を行うことは難しいため、初回の診断書が勝負だと言えます。

医療従事者としての姿勢

医師や医療従事者は、被害者の訴えをすべて鵜呑みにする必要はありません。しかし、丁寧に問診し、医学的に裏付けできる内容を漏れなく記録することが、患者にとって大きな支えとなります。ときには「記載が曖昧だったために本来受けられる補償を逃した」というケースも報告されています。医師にとっては一枚の書類でも、被害者にとっては生活を左右する大切な一枚なのです。

実際の記載例(頸椎捻挫の場合)

  • 受傷機転:令和〇年〇月〇日、後方からの追突事故により受傷。

  • 初診時症状:頸部痛、頭痛、めまい。

  • 現症:頸部痛持続。後屈時に強い疼痛。右上肢にしびれ感。

  • 他覚所見:頸部後屈20°(健側60°)、右上肢MMT4/5、腱反射軽度低下。MRIにてC5/6椎間板膨隆。

  • 予後:症状固定と判断。今後も頸部痛および上肢のしびれは残存する可能性が高い。

患者への説明も重要

後遺障害診断書を作成する際は、患者に「なぜこのように記載するのか」「どの点が等級認定に影響するのか」を説明すると、信頼関係が深まります。特に、医学的に証明できない症状は記載が難しいことを正直に伝えることも必要です。

弁護士や専門家との連携

医療従事者がすべてを理解して記載するのは難しい場合もあります。そうしたときには、交通事故案件に詳しい弁護士や行政書士と連携することで、患者がより適切な補償を受けられる環境が整います。医療と法律の橋渡し役としての意識を持つことが大切です。

まとめ

後遺障害診断書は、交通事故の被害者が適切な補償を得るために極めて重要な書類です。医療従事者としては、

  • 事故との因果関係を明確に

  • 症状を具体的かつ詳細に

  • 他覚所見を数値で客観的に

  • 予後を明確に

というポイントを押さえて記載する必要があります。医師の一筆が、被害者のその後の生活を大きく左右します。医療従事者としての責任を自覚し、誠実かつ丁寧な診断書作成を心がけましょう。

 

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9月の体調不良…それは**『隠れ内臓疲労』**かもしれません

9月に入り、「体がだるい」「食欲がない」「疲れが抜けない」といった不調を感じていませんか?季節の変わり目のせいだと諦めてしまいがちですが、その原因は、夏に溜め込んだ**「隠れ内臓疲労」**かもしれません。

内臓の疲れは自覚しにくいため、放置すると秋の本格的な体調不良につながります。今回は、隠れ内臓疲労の正体と、ご自身でできるケアについてご紹介します。


隠れ内臓疲労が起こる2つの理由

内臓疲労とは、内臓がオーバーワークになったり、冷えによって働きが鈍くなったりした状態を指します。特に夏から秋にかけて、内臓は大きな負担を強いられています。

  1. 冷たいものの摂りすぎ 夏の間にキンキンに冷えた飲み物や食べ物を摂りすぎると、胃腸が急激に冷やされ、機能が低下します。冷えた胃腸は消化・吸収能力が落ち、結果として内臓全体がフル稼働しなければならず、疲労が蓄積します。
  2. 自律神経の乱れ 猛暑と冷房の温度差や、季節の変わり目の急な気温差は、自律神経を乱します。自律神経は、内臓の働きをコントロールしているため、乱れると胃腸の動きが鈍くなったり、回復が遅れたりして、疲労が抜けにくくなります。

内臓疲労が引き起こす体のサイン

内臓の疲れは、直接的な胃の痛みだけでなく、意外な形で体に現れることがあります。

  • 慢性的なだるさ・倦怠感 栄養の吸収や老廃物の排出がうまくいかず、全身の疲労回復が遅れます。
  • 肩こり・腰痛 特に胃腸や肝臓が疲労すると、その反射として背中や肩甲骨周辺の筋肉が緊張し、頑固な肩こりや腰痛を引き起こすことがあります。
  • 食欲不振や消化不良 胃腸の働き自体が弱まっているため、食欲が落ちたり、少し食べただけで胃もたれを感じやすくなります。

いますぐできる!内臓を休ませるケア

溜まった内臓疲労をリセットするには、内臓を温めて休ませることが大切です。

1. 「白湯」を飲む

朝起きたときや食事中に、常温または温かい**白湯(さゆ)**をゆっくりと飲みましょう。内臓をじんわりと温め、働きをサポートしてくれます。冷たい飲み物は極力控えてください。

2. 湯船に浸かる

38℃~40℃のぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、体の芯から温めましょう。特に、お腹周りを温めることで血行が良くなり、内臓の疲労回復を促します。

3. 睡眠の質を高める

睡眠中は内臓が最も休息・修復する時間です。寝る前のスマホやカフェインを避け、質の良い睡眠を7時間以上確保することを心がけてください。


まとめ:内臓をケアして秋を快適に

隠れ内臓疲労は、万病の元です。自己流のケアを続けてもなかなか体調が改善しない場合は、専門家の力を借りて体の内側から整えることも考えてみましょう。

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、体の歪みだけでなく、内臓の反射区の調整や自律神経のバランスを整える施術を通じて、皆さんの健康をサポートしています。

内臓をしっかりケアして、疲れ知らずの快適な秋を迎えましょう!

【スポーツの秋】こそ知ってほしい!ケガをしないための柔軟性アップ

涼しい風が吹き始め、体を動かすのが心地よい季節になりました。運動会やレジャー、ランニングなど、「スポーツの秋」を満喫しようと計画している方も多いのではないでしょうか。

しかし、運動不足のまま急に体を動かすと、ケガにつながるリスクが高まります。特に、筋肉が硬くなっていると、肉離れや捻挫などのケガを起こしやすくなります。今回は、スポーツの秋を安全に楽しむための**「柔軟性」**を上げる方法についてご紹介します。

なぜ柔軟性アップが重要なのか

「柔軟性」というと、体が柔らかいことだけを指すと思われがちですが、実はケガ予防やパフォーマンス向上に不可欠な要素です。

  1. ケガの予防: 筋肉や関節の可動域が広いと、急な動きや不意な衝撃にも対応しやすくなり、肉離れや靭帯損傷などのケガのリスクを減らすことができます。
  2. 疲労回復の促進: 柔軟な体は、血行が良く、疲労物質が溜まりにくいため、筋肉痛の軽減や疲労回復を早める効果も期待できます。
  3. パフォーマンス向上: 体の柔軟性が高まると、関節をスムーズに動かせるようになり、より効率的に力を発揮できるようになります。これにより、パフォーマンスの向上にもつながります。

いますぐできる!【柔軟性アップ】ストレッチ

運動前と運動後では、ストレッチの種類を変えることがポイントです。

運動前:動的ストレッチ

関節を動かしながら筋肉を温めることで、運動に適した状態にします。

  • 足首回し: 足首をゆっくりと大きく回します。
  • 股関節回し: 膝を曲げて股関節を回すように動かします。
運動後:静的ストレッチ

筋肉を伸ばした状態で数十秒キープすることで、クールダウンと疲労回復を促します。

  • 太ももの裏: 床に座り、片足を伸ばしてゆっくりと体を前に倒します。
  • ふくらはぎ: 壁に手をつき、片足を後ろに引いてアキレス腱を伸ばします。

まとめ:体のプロに相談して、スポーツを安全に楽しもう

日々のストレッチは大切ですが、セルフケアだけでは届かない体の深部の硬さや歪みが、ケガの原因になっていることもあります。

もし、ご自身の体の硬さが気になる場合や、スポーツでのケガが不安な場合は、東洋スポーツパレス鍼灸整骨院に相談してみてください。一人ひとりの体の状態に合わせたアドバイスや施術で、安全にスポーツを楽しむための体づくりをサポートしてくれます。

体のメンテナンスをしっかり行って、ケガなく「スポーツの秋」を楽しみましょう!

 

交通事故の被害者になったあなたへ伝えたいこと

交通事故は、ある日突然、誰にでも降りかかる可能性があります。自分が注意していても、相手の不注意によって巻き込まれてしまうことも少なくありません。事故に遭った瞬間はもちろん、その後の対応や生活の変化に、大きな不安を感じている方も多いでしょう。

ここでは、交通事故の被害者となったあなたにぜひ知っていただきたい大切なことをお伝えします。

事故直後にまずやるべきこと

事故に遭ったら、まずは落ち着いて以下の行動を取りましょう。

  1. 警察への通報
    どんなに小さな事故でも必ず警察に通報してください。「物損事故」扱いでは後から不利になることもあるため、けがをしている場合は必ず「人身事故」として届け出ましょう。

  2. 医療機関での受診
    事故直後はアドレナリンが出て痛みに気づきにくいことがあります。「大丈夫」と思っても、必ず病院で診察を受け、診断書を取得してください。

  3. 証拠の確保
    事故現場や車両の損傷部分をスマートフォンで撮影しておくと、後の交渉に役立ちます。目撃者がいれば連絡先を聞いておくのも大切です。

被害者として知っておくべき補償

交通事故に遭った場合、加害者側の任意保険会社や自賠責保険を通じて補償を受けることができます。主なものは以下です。

  • 治療費:通院や入院にかかった医療費は原則全額補償されます。

  • 休業損害:働けなくなった期間の収入減少分を補填できます。主婦やパート勤務の方も対象です。

  • 慰謝料:事故による肉体的・精神的苦痛に対する補償。自賠責保険基準、任意保険基準、弁護士基準と3つの算定方法があり、金額は大きく異なります。

  • 後遺障害慰謝料・逸失利益:後遺症が残ってしまった場合、後遺障害等級認定を受けることで追加の補償が認められます。

後遺障害について知っておく

むち打ち症やしびれ、関節の痛みなど、事故後に長く症状が残るケースは少なくありません。こうした後遺症は、後遺障害等級認定を受けることで賠償金に反映されます。

  • 申請方法は「被害者請求」と「事前認定」の2種類があります。

  • 適切な等級を受けるためには、医師に症状をしっかり伝え、診断書や経過を丁寧に記録してもらうことが重要です。

  • 認定される等級によって慰謝料や逸失利益の金額が大きく変わるため、専門的なサポートを受けると安心です。

保険会社との対応で注意すべきこと

被害者の多くが直面するのが、加害者側の保険会社とのやり取りです。

  • 早期の示談は避ける
    治療が終わっていないのに示談を進められることがありますが、後から症状が悪化しても補償を受けられなくなる可能性があります。

  • 保険会社の提示額は低いことが多い
    任意保険会社から提示される金額は、法律上認められる「弁護士基準」に比べて低い場合がほとんどです。

  • 交渉は冷静に
    感情的にならず、記録を残しながらやり取りすることが大切です。

弁護士への相談を検討する

交通事故の被害者として適正な補償を受けるためには、専門家に相談するのが有効です。特に弁護士に依頼すると、以下のメリットがあります。

  • 保険会社との交渉を任せられるため精神的負担が減る。

  • 弁護士基準での慰謝料を請求でき、賠償額が増える可能性が高い。

  • 後遺障害認定の申請をサポートしてもらえる。

また、自動車保険に「弁護士費用特約」が付いていれば、費用を自己負担せずに相談できるケースも多いです。

心のケアも忘れずに

事故後は体のけがだけでなく、心にも深い傷を負うことがあります。夜眠れなくなったり、車に乗るのが怖くなったりすることも珍しくありません。

そんなときは無理をせず、カウンセリングや専門医の力を借りることをおすすめします。心の回復も、生活を立て直す上でとても大切です。

まとめ:一人で抱え込まないで

交通事故の被害に遭うと、体の痛みだけでなく、経済的不安や精神的ストレスにも直面します。しかし、法律や制度を正しく知り、必要に応じて専門家に相談することで、あなたの負担を大きく減らすことができます。

大切なのは、「一人で抱え込まないこと」。治療、補償、生活の再建に向けて、周囲や専門家の力を借りながら少しずつ前に進んでください。

あなたには、事故に遭ったとしても人生を立て直す力があります。今はつらくても、支えてくれる仕組みや人は必ずいます。安心して一歩を踏み出してください。

 

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