交通事故に遭ったとき、「人身傷害保険を使うと保険会社との交渉が不利になるのでは?」と不安に思う方は少なくありません。特に、通院先として整骨院を利用している場合、「慰謝料が減るのでは」「保険会社に目をつけられるのでは」と心配になることもあるでしょう。
この記事では、人身傷害保険の仕組みとメリット・デメリット、そして整骨院への通院との関係について、わかりやすく解説します。
■ 人身傷害保険とは?
人身傷害保険とは、自分や同乗者が交通事故でケガをした場合に、過失割合に関係なく実際の損害額を補償してくれる保険です。
通常、交通事故の損害賠償は相手方の自賠責保険や任意保険から支払われます。しかし、過失割合がある場合はその分減額されます。たとえば、自分に3割の過失があると、賠償金も3割減らされるのが原則です。
一方、人身傷害保険を使えば、過失分も含めた実損害額を自分の保険会社が先に補償してくれます。その後、保険会社が相手方へ求償(請求)を行います。
■ 人身傷害保険を使うメリット
① 過失があっても満額補償される
自分に過失がある事故でも、減額されることなく実損害額が支払われます。これは大きな安心材料です。
② 支払いが比較的早い
相手方との交渉が長引いても、自分の保険会社から先に支払いを受けられるため、治療費や休業損害の不安が軽減されます。
③ 示談前でも請求できる
通常の損害賠償請求は示談成立後に確定しますが、人身傷害保険は示談前に支払いを受けられます。
■ デメリットや注意点は?
① 保険料が上がる可能性
契約内容によっては、翌年の等級が下がり保険料が上がる場合があります。ただし、人身傷害のみの使用で等級に影響しないケースもありますので、契約内容の確認が重要です。
② 補償基準が保険会社基準になる
人身傷害保険は約款に基づく基準で算定されます。いわゆる「弁護士基準」より低くなる場合があります。
■ 人身傷害保険を使うと交渉は不利になる?
結論から言うと、必ずしも不利になるわけではありません。
むしろ、過失割合が高い場合や相手が無保険の場合などは、人身傷害保険を利用することで損失を最小限に抑えられます。
ただし、注意点として以下が挙げられます。
- 人身傷害で先に受け取った金額と、最終的な賠償額の調整が必要になる
- 慰謝料が保険会社基準で計算される場合がある
そのため、最終的な賠償総額を最大化したい場合は、交通事故に詳しい専門家へ相談することも選択肢です。
■ 整骨院への通院はどうなる?
交通事故後のむち打ちや腰痛などで整骨院へ通院する方は多くいます。しかし、保険会社から「整骨院は必要ないのでは?」と言われるケースもあります。
重要なのは、医師の診断と指示のもとで通院しているかどうかです。
整形外科での診断を受けたうえで、医師の同意や紹介に基づき整骨院へ通院している場合、治療の必要性は認められやすくなります。
また、通院頻度や施術内容が適切であることも大切です。過度な通院や医学的根拠の薄い施術は、慰謝料や治療費の支払いに影響する可能性があります。
■ 人身傷害と整骨院通院のポイント
- まず整形外科で診断を受ける
- 診断書を取得する
- 医師と相談しながら整骨院を併用する
- 通院実績をきちんと記録する
これらを守ることで、保険会社とのトラブルを防ぎやすくなります。
■ こんなケースでは人身傷害が有効
- 自損事故
- 当て逃げや無保険車との事故
- 過失割合が高い事故
- 早期に治療費や休業補償を受けたい場合
特に自損事故では、相手からの賠償がないため、人身傷害保険が大きな支えになります。
■ まとめ
人身傷害保険を使うこと自体が、保険会社との交渉を不利にするわけではありません。むしろ、状況によっては大きなメリットがあります。
ただし、慰謝料の算定基準や整骨院への通院方法によっては、最終的な賠償額に差が出ることもあります。
交通事故後は、
- 早期に医療機関を受診する
- 記録をしっかり残す
- 必要に応じて専門家に相談する
これらを意識することが重要です。
整骨院での適切な施術と医療機関との連携を図りながら、正しい知識をもって対応すれば、不安を最小限に抑えられます。
交通事故は突然起こります。万が一のときに慌てないためにも、人身傷害保険の仕組みを理解し、賢く活用していきましょう。
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