事故後の首の痛みは軽く見ないで
交通事故の後、時間が経ってから首が痛くなったり、重だるさや頭痛を感じたりすることは珍しくありません。とくに追突事故では「むち打ち症」と呼ばれる症状がよく見られます。多くはしばらくすると改善しますが、なかには長く痛みや不調が続いてしまう方もいます。そうした場合、「後遺障害」として扱われることがあるんです。
むち打ち症ってどんなもの?
むち打ち症とは、首の筋肉や靭帯が事故の衝撃で傷ついてしまった状態のこと。首がスムーズに動かせなくなったり、肩や腕にしびれを感じたり、頭痛や吐き気につながることもあります。多くの方は数週間から数か月で良くなるのですが、半年以上症状が続くこともあり、その場合は後遺障害の対象になる可能性があります。
どうして後遺障害の認定は難しいの?
むち打ち症はレントゲンやMRIに異常が写らないことが多いため、「見える証拠」が乏しいのが特徴です。そのため「本当に痛みが続いているのか」を証明するのが難しく、後遺障害の認定を受けにくいのです。だからこそ、日ごろの通院や診察の記録がとても大切になります。
通院や診察で大切なこと
首の痛みがあるのに「忙しいから」と通院をやめてしまうと、「症状は軽い」と判断されやすくなってしまいます。また、診察のときに「少し痛い」など曖昧に伝えてしまうと、医師が正確に診断書に反映できないこともあります。痛みの強さや、しびれが出るタイミングなどをメモして伝えると、しっかりと記録に残すことができます。
後遺障害の等級について
後遺障害には等級があります。たとえばむち打ち症では、検査で異常が確認できれば「12級」、検査には出ないけれど症状が続いている場合は「14級」として認定されることがあります。等級によって補償内容や慰謝料が大きく変わるので、軽く考えずにしっかり確認しておくことが大切です。
症状が続くときの行動のポイント
まずはしっかり治療を続けましょう。整形外科での検査やリハビリ、整骨院での施術などが役立つこともあります。痛みが残っているのに保険会社から治療の終了を提案されても、あきらめずに必要な治療を受ける姿勢が大切です。
一人で抱え込まずに相談を
後遺障害の認定や補償の手続きは複雑で、患者さんご自身だけで進めるのはとても大変です。交通事故に詳しい弁護士や専門の相談窓口に頼ることで、正しいサポートを受けながら安心して進めることができます。「自分だけでは不安だな」と感じたら、早めに相談してみてください。
まとめ
交通事故のあとに首の痛みが長引いているとき、それは「ただの疲れ」ではなく、後遺障害のサインかもしれません。きちんと治療を続けること、症状を記録すること、そして信頼できる人に相談することが、あなたの体を守り、将来の安心につながります。無理に我慢せず、「大切な体の声」として受け止めてあげてください。
当院へご相談ください
東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、交通事故後の首の痛みやむち打ち症への対応など、日常生活に戻れるよう全力でサポートいたします。
「事故後の首の痛みが気になる」「このまま良くならなかったらどうしよう」そんな不安を感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの体と心に寄り添い、一緒に改善の道を歩んでいきましょう。
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