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弁護士が教える「被害者請求」と「事前認定」の賢い選び方

交通事故に遭い、後遺障害の申請を考えたとき、必ず出てくるのが
「被害者請求」と「事前認定」という2つの方法です。

名前は聞いたことがあっても、
「何が違うのか分からない」
「どちらを選べばいいのか判断できない」
という方は非常に多いのが現実です。

しかし、この選択を間違えると、
本来認められるはずの後遺障害等級が非該当になる
というケースも少なくありません。

この記事では、交通事故案件を多く扱う弁護士の視点から、
被害者請求と事前認定の違い、メリット・デメリット、
そして後悔しない賢い選び方を分かりやすく解説します。

被害者請求とは?【被害者が主導する申請方法】

■ 被害者請求の基本

被害者請求とは、被害者自身が自賠責保険会社に直接、後遺障害の申請を行う方法です。

診断書や検査結果、通院記録などを自分で集め、
必要な資料を揃えたうえで自賠責に提出します。

■ 被害者請求のメリット

最大のメリットは、
提出する資料を自分でコントロールできることです。

・医師に記載内容を確認・修正してもらえる
・症状の経過が分かる資料を追加できる
・画像所見がなくても補足資料を出せる

つまり、
「伝えたい症状を、しっかり伝えられる申請」
が可能になります。

特に、むちうちや神経症状など、
書面の内容が結果を大きく左右するケースでは、
被害者請求が有利になることが多いです。

■ 被害者請求のデメリット

一方でデメリットもあります。

・書類準備の手間が大きい
・専門知識がないと資料の質が下がる
・医師への依頼が精神的に負担になる

そのため、弁護士や専門家のサポートを受けながら進めることが重要です。

事前認定とは?【保険会社任せの申請方法】

■ 事前認定の基本

事前認定とは、加害者側の任意保険会社が、後遺障害の申請手続きを代行する方法です。

被害者は、後遺障害診断書を提出するだけで、
あとは保険会社が自賠責に資料を送付します。

■ 事前認定のメリット

最大のメリットは、
被害者の手間がほとんどかからないことです。

・書類集めが不要
・時間と労力をかけずに申請できる
・手続きが簡単

忙しい方や、軽傷で争点が少ないケースでは、
事前認定が選ばれることもあります。

■ 事前認定のデメリット

しかし、事前認定には重大な注意点があります。

・どんな資料が出されたか分からない
・不利な資料が捕捉されない可能性
・症状の伝わり方が不十分になりやすい

保険会社は中立ではなく、
支払額を抑える立場であることを忘れてはいけません。

その結果、
「気づいたら非該当だった」
「内容に納得できないまま結果が出た」
という相談が後を絶ちません。

弁護士が考える「賢い選び方」とは?

■ 被害者請求をおすすめするケース

以下に当てはまる方は、被害者請求を強く検討すべきです。

・むちうち、しびれ、痛みが残っている
・MRIなどの画像所見がはっきりしない
・以前に非該当になったことがある
・症状を正確に評価してほしい

これらはすべて、
書類の作り方で結果が変わる典型例です。

■ 事前認定でも問題が少ないケース

一方で、

・骨折など明確な画像所見がある
・後遺障害等級がほぼ確実
・争点が少ない

このような場合は、
事前認定でも大きな問題にならないケースもあります。

まとめ|選択次第で結果は大きく変わる

被害者請求と事前認定、
どちらが「正解」というわけではありません。

重要なのは、
自分の症状・状況に合った方法を選ぶことです。

特に、
「まだ痛みやしびれが残っている」
「納得できる評価を受けたい」
という方は、
安易に事前認定を選ばないことが大切です。

一度出た認定結果を覆すのは簡単ではありません。
後悔しないためにも、早い段階で弁護士や専門家に相談し、
最適な申請方法を選びましょう。

それが、 あなたの正当な補償を守る、最も確実な一歩です。

 

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自賠責保険の壁を突破!「書面審査」で後遺障害を認めてもらう技術

交通事故によるケガが完治せず、痛みやしびれなどの症状が残ってしまった場合、「後遺障害等級認定」を受けられるかどうかは、その後の補償額を大きく左右します。
しかし多くの被害者が直面するのが、自賠責保険の高いハードルです。

「症状が残っているのに非該当になった」
「医師にきちんと伝えたはずなのに認められなかった」

こうした声は決して珍しくありません。実はその原因の多くは、書面審査の仕組みを理解していないことにあります。

この記事では、自賠責保険の「書面審査」の実態と、後遺障害を認めてもらうために重要な技術・考え方について、分かりやすく解説します。

自賠責保険の後遺障害認定は「書面だけ」で決まる

まず知っておくべき大前提があります。
自賠責保険の後遺障害認定は、被害者本人と面談することは一切ありません

審査を行うのは、損害保険料率算出機構の調査事務所。
彼らが判断材料とするのは、次のような書類のみです。

  • 後遺障害診断書
  • 診療報酬明細書(レセプト)
  • 画像所見(X線・MRIなど)
  • 事故状況報告書
  • 症状経過が分かる資料

つまり、「どれだけ痛いか」「どれだけ困っているか」ではなく、書面上で医学的・客観的に説明できているかがすべてなのです。

なぜ正当な症状でも「非該当」になるのか

後遺障害が認められない理由として、よくあるのが次のケースです。

① 症状の一貫性がない

通院記録を見ると、
「痛い日もあれば、何も書かれていない日もある」
「最初は首、途中から腰に変わっている」
このような場合、症状の継続性が否定されやすくなります。

② 他覚所見が乏しい

画像に異常が写っていないと、
「主観的症状のみ」と判断され、非該当になることがあります。

③ 後遺障害診断書の記載が弱い

実はここが最大の落とし穴です。
診断書の内容が抽象的・簡潔すぎると、審査側に症状の深刻さが伝わりません。

「書面審査」を突破するための3つの技術

技術① 症状の経過を“ストーリー”で揃える

書類全体で、次の流れが一貫していることが重要です。

  • 事故直後から症状が発生
  • 一定期間、継続して通院
  • 治療を続けたが症状が残存
  • 日常生活に具体的な支障がある

この流れが、診断書・レセプト・経過資料すべてで一致しているかがチェックされます。

技術② 後遺障害診断書の「中身」にこだわる

単に医師に任せるだけでは不十分です。
特に重要なのは以下のポイントです。

  • 自覚症状の具体性
     例:「首が痛い」ではなく
     「長時間のデスクワークで首から肩にかけて強い痛みが出る」
  • 日常生活への影響
     仕事・家事・睡眠への支障が明確に書かれているか
  • 医学的整合性
     症状と事故態様・治療内容が矛盾していないか

技術③ 書面で「補足説明」を行う

画像所見が乏しい場合でも、諦める必要はありません。
実務では、以下のような資料が有効です。

  • 医師の意見書
  • 症状固定後の経過説明書
  • 日常生活状況報告書

これらを活用し、「なぜ症状が残っているのか」を論理的に補強することが、書面審査突破のカギになります。

非該当でも終わりではない

一度「非該当」と判断されても、

  • 異議申立て
  • 再申請
  • 資料の追加提出

といった手段があります。
実際、書類を整え直しただけで等級が認定されるケースも少なくありません

重要なのは、
「ダメだったから仕方ない」
と諦めるのではなく、なぜ否定されたのかを分析することです。

まとめ:後遺障害認定は“準備力”で決まる

自賠責保険の後遺障害認定は、感情論ではなく書面による論理の世界です。

  • 書類全体の一貫性
  • 診断書の質
  • 補足資料の使い方

これらを意識することで、自賠責保険という高い壁を突破できる可能性は確実に高まります。

もし後遺障害認定で悩んでいるなら、
「書面でどう見られているか」
という視点を、ぜひ一度持ってみてください。

 

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画像所見なしでも諦めない!むちうちの後遺障害認定を勝ち取る方法

交通事故後、「首が痛い」「しびれが続く」「頭痛やめまいが取れない」といった症状に悩まされているにもかかわらず、MRIやレントゲンでは異常なしと診断され、不安を感じていませんか?
とくにむちうちは、画像所見が出にくい代表的な外傷であり、「後遺障害は認められないのでは…」と諦めてしまう方も少なくありません。

しかし結論から言えば、画像所見がなくても、むちうちで後遺障害認定を受けることは可能です。
本記事では、むちうちの後遺障害が認定される仕組みと、画像所見なしでも等級獲得を目指すための具体的なポイントを詳しく解説します。

むちうちとは?なぜ画像所見が出にくいのか

むちうち(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)は、追突事故などで首がムチのようにしなることで、筋肉・靭帯・神経にダメージが生じる外傷です。
問題となるのは、骨折や明らかな神経圧迫がないケースが多い点です。

レントゲンは骨しか写りませんし、MRIでも微細な神経障害や筋緊張までは映らないことがあります。
そのため「異常なし=問題なし」と誤解されやすいのが、むちうちの難しさです。

むちうちで認定されやすい後遺障害等級

むちうちで主に問題となる後遺障害等級は、以下の2つです。

● 後遺障害等級14級9号

「局部に神経症状を残すもの」
画像所見は不要ですが、症状の一貫性・継続性・医学的な説明可能性が重視されます。

● 後遺障害等級12級13号

「局部に頑固な神経症状を残すもの」
MRIなどの画像所見や、神経学的検査での明確な異常が求められるため、難易度は高めです。

画像所見がない場合でも、14級9号は十分に狙える等級です。

画像所見なしでも認定を勝ち取る5つの重要ポイント

① 事故直後から通院を開始していること

事故から時間が空いてから通院を始めると、「事故との因果関係」を否定されやすくなります。
理想は事故当日〜数日以内の受診です。

② 通院頻度と期間が適切であること

「痛いと言っているのに通院が月1回」では説得力がありません。
むちうちの場合、週2〜3回程度の継続通院が、症状の重さを裏付ける重要な要素になります。

③ 症状が一貫して記録されていること

毎回違う症状を訴えていると、信用性が低下します。
「首の痛み+右手のしびれ」など、同じ症状がカルテに継続して記載されているかが重要です。

④ 自覚症状を具体的に伝えていること

「痛いです」だけでは不十分です。

  • どの動きで痛むのか

  • どの時間帯に強くなるのか

  • 日常生活で何が困っているのか

こうした具体性が、後遺障害診断書の質を大きく左右します。

⑤ 後遺障害診断書の内容が適切であること

後遺障害認定で最も重要なのが診断書です。
「症状固定日」「症状の内容」「今後の回復見込み」などが曖昧だと、非該当になる可能性が高まります。

専門家のチェックを受けずに提出するのは、非常にもったいないと言えるでしょう。

非該当でも諦めない!異議申立てという選択肢

一度「非該当」と判断されても、それで終わりではありません。
異議申立てにより、追加資料や意見書を提出し、認定が覆るケースも多く存在します。

  • 医師の意見書

  • 通院状況を整理した資料

  • 事故態様の補足説明

これらを適切に整えることで、14級が認定されることも珍しくありません。

まとめ:むちうちは「証拠の積み重ね」がすべて

むちうちの後遺障害認定は、「画像がないから無理」と簡単に切り捨てられるものではありません。
大切なのは、

  • 初期対応

  • 継続した通院

  • 一貫した症状の記録

  • 質の高い後遺障害診断書

これらを戦略的に積み重ねることです。

もし今、「画像所見がないから…」と諦めかけているなら、まだできることはあります。
正しい知識と準備で、あなたの症状が正当に評価される可能性は十分にあるのです。

 

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【必読】後遺障害の申請方法、被害者が知るべき3つのパターンと注意点

交通事故によってケガを負い、治療を続けても症状が完全には回復しない場合、「後遺障害」の申請を行うことで、後遺障害慰謝料や逸失利益などの補償を受けられる可能性があります。しかし、申請方法を誤ると、本来認定されるはずの後遺障害が認められず、十分な賠償を受けられないケースも少なくありません。本記事では、被害者が知っておくべき後遺障害申請の3つのパターンと、それぞれの注意点について詳しく解説します。

後遺障害とは何か

後遺障害とは、交通事故によるケガが「症状固定」と判断された後も残ってしまう障害のことを指します。症状固定とは、これ以上治療を続けても症状の改善が見込めない状態を意味します。後遺障害に該当すると判断された場合、等級(1級〜14級)に応じて後遺障害慰謝料や逸失利益が支払われます。そのため、申請の仕方は非常に重要です。

後遺障害申請の3つのパターン

後遺障害の申請方法には、大きく分けて次の3つのパターンがあります。

①事前認定(加害者側保険会社による申請)

最も一般的なのが「事前認定」です。これは、被害者が後遺障害診断書を保険会社に提出し、必要書類の収集や申請手続きをすべて加害者側の任意保険会社が行う方法です。被害者の手間が少なく、手続きが簡単というメリットがあります。

一方で注意点もあります。保険会社は支払額を抑える立場にあるため、提出書類が最低限にとどまり、被害者に有利な資料が十分に提出されないことがあります。その結果、実際の症状よりも低い等級、あるいは非該当と判断されるリスクがある点には注意が必要です。

②被害者請求(自賠責保険への直接申請)

被害者自身が自賠責保険会社に直接申請する方法を「被害者請求」といいます。この方法では、診断書や検査結果、画像資料、医師の意見書などを自分で選んで提出できるため、症状を正確に伝えやすいのが特徴です。

適切に資料を揃えることができれば、事前認定よりも有利な結果が得られる可能性があります。ただし、書類作成や収集には専門的な知識が必要で、手間と時間がかかる点がデメリットです。内容に不備があると、正当な評価がされない場合もあります。

③専門家(弁護士など)に依頼する申請

後遺障害申請を弁護士などの専門家に依頼する方法もあります。専門家は後遺障害等級の判断基準を熟知しており、どのような資料が必要か、どの点を強調すべきかを理解しています。そのため、被害者自身で申請するよりも認定率が高まる傾向があります。

費用がかかる点はデメリットですが、弁護士費用特約に加入している場合、自己負担なく依頼できるケースもあります。結果的に受け取れる賠償額が増えることも多く、長期的にはメリットが大きい方法といえます。

後遺障害申請で特に注意すべきポイント

後遺障害申請で最も重要なのは、「症状の一貫性」と「医学的根拠」です。通院の途中で症状の訴えが変わっていたり、通院頻度が極端に少なかったりすると、症状が軽いと判断されることがあります。また、画像検査や神経学的検査など、客観的な証拠が不足していると、非該当とされる可能性が高まります。

さらに、症状固定のタイミングも重要です。早すぎる症状固定は、十分な治療を受けていないと判断される恐れがありますし、遅すぎる場合は「治療の必要性がない」と見なされることもあります。医師や専門家と相談しながら慎重に判断することが大切です。

まとめ

後遺障害の申請方法には、「事前認定」「被害者請求」「専門家への依頼」という3つのパターンがあります。それぞれにメリットと注意点があり、どの方法を選ぶかによって認定結果や賠償額が大きく変わる可能性があります。交通事故の被害者として不利益を被らないためにも、申請方法を正しく理解し、自分の状況に合った選択をすることが重要です。後遺症に悩んでいる方は、早い段階で情報収集を行い、必要に応じて専門家の力を借りることを強くおすすめします。

 

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後遺障害があっても賠償金が少ない理由

交通事故に遭い、治療を続けた結果「後遺障害」が残ってしまった。
それなのに、提示された賠償金額を見て「思っていたよりずっと少ない」と感じる方は少なくありません。
「後遺障害が認定されたのだから、もっと賠償されるはずでは?」と疑問や不満を抱くのは自然なことです。

実は、後遺障害があっても賠償金が少なくなるケースには、いくつか明確な理由があります。この記事では、その代表的な理由を分かりやすく解説します。

1.後遺障害等級が低い、または非該当になっている

賠償金額は「後遺障害等級」に大きく左右されます。
後遺障害は1級から14級までに分けられており、数字が大きいほど軽い障害と判断されます。

たとえば、
・14級(痛みやしびれが残るが、医学的所見が弱い)
・12級(一定の神経症状が医学的に説明できる)

この差だけでも、後遺障害慰謝料や逸失利益の金額は大きく変わります。
症状が本人にとってつらくても、医学的証拠が不十分だと「軽い等級」や「非該当」とされ、結果として賠償金が低くなってしまいます。

2.自賠責基準で計算されている

賠償金には「基準」があります。主に以下の3つです。

・自賠責基準
・任意保険基準
・弁護士基準(裁判基準)

この中で最も低いのが自賠責基準です。
保険会社から提示される金額は、自賠責基準、もしくはそれに近い任意保険基準で計算されていることが多く、弁護士基準と比べると大幅に低くなります。

後遺障害慰謝料だけで見ても、等級によっては数十万円以上の差が出ることも珍しくありません。

3.逸失利益がほとんど認められていない

後遺障害による賠償金の中には「逸失利益」があります。
これは「後遺障害がなければ将来得られたはずの収入」に対する補償です。

しかし、
・事故前と同じ仕事を続けられている
・収入が大きく減っていない
・パートや専業主婦で収入が少ない

といった場合、「将来の収入減少が少ない」と判断され、逸失利益がほとんど認められない、もしくはゼロになることがあります。その結果、総額の賠償金が低く見えてしまいます。

4.通院日数・治療期間が短い

慰謝料は「通院日数」や「治療期間」を基準に算定されます。
痛みがあっても通院回数が少なかったり、途中で通院をやめてしまったりすると、「症状は軽かったのではないか」と判断されやすくなります。

特に仕事や家庭の事情で通院を我慢していた場合、それが不利に働いてしまうケースは少なくありません。

5.症状と事故との因果関係が弱いと判断されている

後遺障害が事故によるものだと認められなければ、賠償の対象になりません。
加齢や既往症の影響が疑われる場合、「事故との因果関係がはっきりしない」と判断され、等級が下がったり、賠償金が減額されたりすることがあります。

特に、むち打ち症など画像に写りにくい症状は、この問題が起こりやすいです。

6.過失割合が高い

交通事故では、被害者にも一定の過失があると判断されることがあります。
過失割合が高くなるほど、受け取れる賠償金は減額されます。

たとえ後遺障害が認定されていても、過失割合が大きければ「思ったより少ない」と感じる結果になってしまいます。

まとめ:理由を知ることが適正な補償への第一歩

後遺障害があっても賠償金が少ない背景には、
・等級認定
・計算基準
・逸失利益
・通院状況
・因果関係
・過失割合

といった複数の要素が関係しています。

「後遺障害がある=高額賠償」ではないのが、交通事故賠償の現実です。
だからこそ、なぜその金額になったのかを正しく理解し、必要であれば専門家に相談することが、納得できる解決につながります。

後悔しないためにも、「少ないかもしれない」と感じた時点で、一度立ち止まって見直すことが大切です。

 

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家族が後遺障害3級に…私たちが受けた支援とは

ある日突然、交通事故が起こりました。
ほんの一瞬の出来事が、家族の生活を大きく変えてしまったのです。事故に遭ったのは私の家族。命は助かりましたが、重い後遺症が残り、「後遺障害3級」と認定されました。

後遺障害3級は、日常生活や仕事に大きな支障が出るほどの重い等級です。事故直後は「生きていてくれただけで良かった」と思っていましたが、時間が経つにつれ、現実の厳しさを突きつけられることになります。

後遺障害3級と診断されるまで

事故直後は入院と手術、そして長いリハビリの日々が続きました。医師からは「完治は難しく、後遺症が残る可能性が高い」と説明を受け、将来への不安で頭がいっぱいになりました。

症状が固定した段階で、「後遺障害の申請を考えた方がよい」と言われましたが、正直なところ、何をどうすればいいのか全く分かりませんでした。
後遺障害3級という言葉自体も、その時初めて知ったほどです。

後遺障害申請という大きな壁

後遺障害の申請は、想像以上に複雑でした。
診断書の内容、検査結果、日常生活への影響など、すべてが重要になります。少しでも記載が足りないと、正しい評価を受けられない可能性があると知り、強い不安を感じました。

特に後遺障害3級は、「重い後遺症が明確に残っていること」を客観的に示す必要があります。家族としては、本人のつらさを分かっているだけに、「伝わらなかったらどうしよう」という気持ちが常につきまとっていました。

私たちが受けた支援① 専門家への相談

最初に助けられたのは、交通事故に詳しい専門家への相談でした。
保険会社とのやり取りや、後遺障害の流れを一つひとつ丁寧に説明してもらえたことで、気持ちが少し楽になりました。

特に「どんな点が後遺障害3級の判断材料になるのか」「どんな検査や資料が重要か」を具体的に教えてもらえたことは、大きな支えでした。家族だけで抱え込んでいたら、きっと途中で心が折れていたと思います。

私たちが受けた支援② 医療機関との連携

もう一つ重要だったのが、医療機関との連携です。
日常生活でどのような動作が難しいのか、どの程度介助が必要なのかを、医師に正確に伝えることが大切でした。

家族が同席し、実際の生活の様子を補足説明することで、診断書の内容がより実態に近いものになったと感じています。これは後遺障害3級の認定において、非常に重要なポイントでした。

私たちが受けた支援③ 経済的・生活面のサポート

後遺障害3級と認定されたことで、慰謝料や逸失利益といった補償を受けることができました。金銭的な支援は、治療や生活環境の見直しに直結します。

例えば、通院の負担を減らすための交通手段の確保や、自宅での生活を少しでも楽にするための工夫など、補償があったからこそ選択できたことも多くありました。

また、精神的な面でも「支えがある」と感じられたことは、本人だけでなく家族全員にとって大きな救いでした。

後遺障害3級になって変わった家族の形

事故前と同じ生活に戻ることはできません。それでも、支援を受けながら少しずつ新しい生活の形を作っています。
大切なのは、「一人で抱え込まないこと」だと強く感じました。

後遺障害3級という重い現実に直面したとき、正しい支援や情報に出会えるかどうかで、その後の人生は大きく変わります。

同じ悩みを抱える方へ

もし今、交通事故による後遺障害で悩んでいる方がいれば、どうか一人で苦しまないでください。
家族が後遺障害3級になった私たちも、多くの不安や戸惑いを抱えながら進んできました。

専門家への相談、医療機関との連携、そして周囲の支援。
これらを上手に活用することで、少しずつ前を向くことができます。

この体験が、同じような状況にある方の助けになれば幸いです。

まとめ

家族が交通事故に遭い、後遺障害3級と認定されるまでの道のりは、決して簡単なものではありませんでした。事故直後の不安、治療やリハビリの長期化、将来への心配、そして後遺障害申請という大きな壁。どれも、実際に経験して初めて分かる重みがあります。

そんな中で私たちを支えてくれたのは、交通事故に詳しい専門家の存在、医療機関との丁寧な連携、そして経済的・生活面での支援でした。後遺障害3級という重い等級だからこそ、正しい情報と適切なサポートが、その後の生活を大きく左右します。

事故前と同じ生活に戻ることは難しくても、支援を受けながら新しい日常を築くことは可能です。大切なのは、一人や家族だけで抱え込まず、早い段階で相談し、助けを借りることです。

この経験が、交通事故による後遺障害で悩んでいる方や、そのご家族にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

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慰謝料が増える?後遺障害等級が上がったケース

交通事故によるケガが完治せず、「後遺症」が残ってしまった場合に重要になるのが後遺障害等級です。
この等級によって、受け取れる慰謝料や逸失利益の金額が大きく変わることをご存じでしょうか。

実際の現場では、「最初は低い等級だったが、後から等級が上がった」「非該当と言われたが、認定された」というケースも少なくありません。
本記事では、後遺障害等級が上がったことで慰謝料が増えたケースを中心に、知っておくべきポイントをわかりやすく解説します。

後遺障害等級とは?

後遺障害等級とは、交通事故によるケガが治療を続けても完全には回復せず、将来にわたって残る障害の程度を1級~14級で評価する制度です。

等級が高い(数字が小さい)ほど、

  • 後遺障害慰謝料

  • 逸失利益(将来の収入減少分)

が高額になります。

つまり、等級が1つ違うだけでも、慰謝料に数十万~数百万円の差が出ることもあります。

後遺障害等級が上がると慰謝料はどれくらい変わる?

例として、自賠責基準の後遺障害慰謝料を見てみましょう。

  • 14級:約32万円

  • 12級:約94万円

  • 10級:約190万円

これに加えて、任意保険基準や裁判基準(弁護士基準)では、さらに高額になる可能性があります。
そのため、等級が上がる=慰謝料が大きく増えると言えます。

後遺障害等級が上がった実際のケース

ケース①:14級9号 → 12級13号に上がった例

首のむち打ち症で、当初は「軽度」と判断され14級と認定されたケースです。
しかし、症状の継続性や日常生活への支障について、追加資料を提出した結果、12級が認定されました。

この結果、

  • 後遺障害慰謝料が大幅に増額

  • 逸失利益も新たに算定

され、最終的な補償額が大きく変わりました。

ケース②:非該当 → 14級に認定された例

「医学的に後遺障害とは言えない」とされ、最初は非該当だったケースです。
しかし、通院記録や症状経過の整理、検査結果の見直しにより、症状固定後も痛みが残っている事実が評価されました。

結果として14級が認定され、
「慰謝料がもらえないと思っていた状態」から
後遺障害慰謝料を受け取れる状況へ変わった例です。

ケース③:画像所見の再評価で等級が上がった例

MRIやレントゲンの画像では異常なしとされていたものの、
別の医師による所見や追加検査により、神経症状との関連性が認められたケースです。

画像だけでなく、

  • 痛みの部位

  • 動作制限

  • 日常生活への影響

が総合的に評価され、等級が上がりました。

なぜ後遺障害等級が上がることがあるのか?

後遺障害等級は、提出された資料のみで判断されます。
そのため、以下のような点が不十分だと、実際の症状より低く評価されてしまいます。

  • 通院頻度が少ない

  • 症状の記録が曖昧

  • 医師の診断書内容が簡略的

  • 検査結果が揃っていない

逆に言えば、適切な資料が揃えば、等級が見直される可能性があるということです。

等級が低いと感じたら諦めないことが大切

「もう決まったから仕方ない」と思いがちですが、
後遺障害等級は、異議申立てによって再審査を受けることができます。

実際に、

  • 等級が上がった

  • 非該当から認定された

というケースは珍しくありません。

まとめ|後遺障害等級が上がると補償は大きく変わる

後遺障害等級が上がることで、

  • 慰謝料が増える

  • 将来の補償が手厚くなる

といった大きなメリットがあります。

大切なのは、
「正しく症状を伝え、正しく評価してもらうこと」。

交通事故後の後遺症でお悩みの方は、
等級に納得できない場合でも、諦めずに見直しを検討することが重要です。

 

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自賠責保険と後遺障害|慰謝料はいくらもらえる?

交通事故に遭い、ケガが完治せず後遺症が残ってしまった場合、「後遺障害」として認定されれば慰謝料を受け取ることができます。
しかし実際には、

  • 自賠責保険でいくらもらえるの?

  • 等級って何?

  • 任意保険や示談金とはどう違うの?

といった疑問を持つ方が非常に多いのが現状です。
この記事では、自賠責保険における後遺障害慰謝料の仕組みと金額の目安を、できるだけ分かりやすく解説します。

自賠責保険とは?

自賠責保険(じばいせきほけん)は、すべての自動車・バイクに加入が義務づけられている強制保険です。
交通事故の被害者を最低限救済することを目的としており、過失割合に関係なく一定の補償が受けられます。

自賠責保険で補償される主な内容は次の3つです。

  • 傷害による損害(治療費・休業損害・入通院慰謝料)

  • 後遺障害による損害

  • 死亡による損害

この記事では、この中でも特に関心の高い後遺障害の慰謝料について詳しく見ていきます。

後遺障害とは?

後遺障害とは、交通事故によるケガが治療を続けてもこれ以上改善しない状態(症状固定)となり、将来にわたって身体や精神に支障が残ることをいいます。

例としては、

  • 首や腰の痛みが残る(むち打ち)

  • 手足のしびれや可動域制限

  • 視力や聴力の低下

  • 関節が曲がりにくい

などが挙げられます。

これらの症状が後遺障害等級として認定されることで、慰謝料や逸失利益を請求できるようになります。

後遺障害等級とは?

後遺障害は、その重さに応じて
第1級〜第14級までの等級に分けられています。

  • 数字が小さいほど重い後遺障害

  • 数字が大きいほど軽い後遺障害

となります。

自賠責保険では、等級ごとに支払われる金額があらかじめ決まっています。

自賠責保険での後遺障害慰謝料の金額

自賠責保険では、後遺障害に対して
**「慰謝料+逸失利益」**を含めた金額が支払われます。

以下は主な等級ごとの支払限度額の目安です。

  • 第1級:約4,000万円

  • 第2級:約3,000万円

  • 第3級:約2,200万円

  • 第5級:約1,500万円

  • 第7級:約1,050万円

  • 第9級:約750万円

  • 第12級:約330万円

  • 第14級:約75万円

※実際の支払額は、等級・労働能力への影響などにより変動します。

特に、むち打ち症などで認定されやすい第12級・第14級では、
「思ったより少ない」と感じる方も少なくありません。

慰謝料は必ずもらえるの?

注意点として、後遺症がある=必ず後遺障害として認定されるわけではありません。

後遺障害認定では、

  • 医師の後遺障害診断書の内容

  • 画像検査(レントゲン・MRIなど)

  • 通院頻度や治療経過

  • 症状の一貫性

といった点が総合的に判断されます。

そのため、

  • 通院回数が極端に少ない

  • 症状の説明が一貫していない

  • 検査所見が不足している

といった場合、非該当になることもあります。

自賠責基準と任意保険・裁判基準の違い

慰謝料の金額には、実は3つの基準があります。

  1. 自賠責基準(最も低い)

  2. 任意保険基準(中間)

  3. 裁判基準(弁護士基準・最も高い)

自賠責保険はあくまで最低限の補償であるため、
裁判基準と比べると、慰謝料額に大きな差が出ることもあります。

そのため、後遺障害が認定された後の対応によって、
最終的に受け取れる金額が大きく変わるケースも少なくありません。

まとめ|後遺障害慰謝料は「知っているか」で差が出る

自賠責保険による後遺障害慰謝料は、

  • 等級によって金額が大きく異なる

  • 認定されなければ受け取れない

  • 基準によって慰謝料額に差が出る

という特徴があります。

交通事故後の対応や知識の有無によって、
本来受け取れるはずの補償を逃してしまうこともあります。

「まだ治らない症状がある」「後遺障害に該当するのか分からない」
そんな不安がある方は、早めに正しい情報を知ることがとても大切です。

 

東洋スポーツパレス鍼灸整骨院

急患診療24時までOK!土曜診療可!

交通事故専門士の資格を持つ医療資格者による確かな施術で痛みの根本ら改善する

📞092-852-4551

〒814-0022 福岡市早良区原5-20-40 

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申請しても通らない?後遺障害で失敗しないために

交通事故に遭い、治療を続けているのに
「痛みが残っているのに後遺障害が認められなかった」
「申請したけれど非該当になってしまった」
このような声は決して少なくありません。

後遺障害の申請は、出せば通るものではないという点が、まず大きな落とし穴です。
この記事では、後遺障害が認められない理由と、失敗を防ぐために知っておきたい基本的な考え方について解説します。

後遺障害とは「症状が残っている」だけでは足りない

後遺障害とは、交通事故によるケガが治療を続けても完治せず、将来にわたって残る症状のことを指します。
しかし重要なのは、「本人がつらいと感じているかどうか」ではなく、客観的に証明できるかどうかです。

多くの方が勘違いしやすいポイントとして、

  • 痛みがある=後遺障害が認められる

  • 長く通院した=後遺障害になる

  • 医師に「残るかも」と言われた=大丈夫

と考えてしまいがちですが、実際の判断基準はもっと厳密です。

申請しても通らない主な理由

① 症状の一貫性がない

後遺障害の判断では、
「事故直後から症状があり、治療期間を通して一貫しているか」
が非常に重視されます。

例えば、

  • 初期には首の痛みを訴えていなかった

  • 通院のたびに訴える症状が変わっている

  • 一時的に症状が消えた記録がある

このような場合、事故との因果関係が疑われやすくなります。

② 通院頻度・治療内容が不十分

「仕事が忙しくて通院回数が少なかった」
「痛い時だけ行っていた」

このような通院状況も、後遺障害が認められにくくなる要因です。
治療の必要性が低いと判断されてしまう可能性があります。

③ 医学的な裏付けが弱い

特にむち打ちなどの場合、

  • 画像検査で明確な異常が出ない

  • 神経学的検査の記載が少ない

といったケースでは、「客観的所見が乏しい」と判断されやすくなります。

④ 後遺障害診断書の内容が不十分

後遺障害申請で最も重要な書類が後遺障害診断書です。
しかし、

  • 症状が曖昧な表現になっている

  • 日常生活への支障が書かれていない

  • 神経症状の記載が不足している

こうした診断書では、適正な評価を受けるのが難しくなります。

「非該当」になるとどうなる?

後遺障害が非該当と判断されると、

  • 後遺障害慰謝料が受け取れない

  • 逸失利益が認められない

といった結果につながります。
つまり、本来補償されるはずだった金額が大きく減ってしまう可能性があるのです。

後遺障害で失敗しないための考え方

① 初期対応を軽視しない

事故直後の受診・検査・症状の申告は非常に重要です。
「たいしたことないと思った」は、後から取り返しがつかない場合もあります。

② 症状は正確に、継続して伝える

痛みの強さや部位、日常生活で困っていることは、我慢せず正確に伝えましょう。
一貫した記録が、後遺障害認定の土台になります。

③ 治療と書類は別物と考える

治療を受けているだけでは不十分で、
後遺障害として評価されるための準備が必要です。

「治っていない」ことと
「後遺障害として認められる」ことは、必ずしもイコールではありません。

まとめ|知っているかどうかで結果は変わる

後遺障害の申請は、
「正しく準備できているかどうか」で結果が大きく変わります。

  • 痛みがあるのに通らない

  • もっと早く知っていれば違った

そう後悔しないためにも、
後遺障害は知識と準備が重要であることを覚えておきましょう。

交通事故後の補償は、人生に大きく影響する問題です。
「申請すれば何とかなる」と思わず、正しい理解を持って向き合うことが、後悔しない第一歩になります。

 

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任意保険と後遺障害|対応の違いを解説

交通事故に遭ったとき、多くの方が混乱するポイントが「任意保険」と「後遺障害」の関係です。
名前が似ているため同じようなものに思えますが、実はまったく別の仕組みであり、対応内容にも大きな違いがあります。
この記事では、両者の役割や、あなたが損をしないためのポイントをわかりやすく解説します。

■ 任意保険とは?

任意保険とは、加入者が事故に備えて自分の意思で加入する自動車保険のことです。
「自賠責保険(強制保険)」と違い、加入しなくても罰則はありませんが、ほとんどのドライバーが加入しています。

任意保険の役割は主に次の3つです。

① 自賠責では足りない損害を補う

自賠責保険は「最低限の補償」に限られています。
任意保険はその不足分を補い、実際に必要な治療費・慰謝料・休業損害・財産損害などをカバーします。

② 事故対応や交渉を代行してくれる

事故後の保険会社との連絡、相手との交渉、書類作成などを担当。
特に加害者側にとっては心強いサポートになります。

③ オプションで手厚い補償が受けられる

・弁護士費用特約
・人身傷害補償
・搭乗者傷害
・車両保険
といった組み合わせにより、想定外の損害にも備えられます。

■ 「後遺障害」とは?

後遺障害とは、交通事故後に治療を続けてもこれ以上の回復が見込めない症状が残った状態のことを指します。
例えば、

  • 首や腰の痛みが慢性化

  • しびれが残る

  • 可動域が狭くなる

  • 視力・聴力の低下

  • 外貌の傷跡
    など多岐にわたります。

症状が残ったからといって自動的に後遺障害が認定されるわけではなく、**自賠責の「後遺障害等級認定」**を受けてはじめて認められます。
等級は1級〜14級まであり、等級によって慰謝料・逸失利益(将来の収入減の補償)が決まります。

■ 任意保険と後遺障害の「対応の違い」

ここからがもっとも混乱しやすいポイントです。
任意保険と後遺障害は、それぞれ役割と視点がまったく異なります

● 違い①:任意保険は“加入者のため”、後遺障害等級は“症状の客観評価”

任意保険は加入者をサポートすることが目的。
一方、後遺障害等級は、痛みや不具合がどれだけ残っているかの医学的・法的な判断です。

● 違い②:後遺障害が「出る・出ない」で保険の支払い額は大きく変わる

同じ事故でも、後遺障害等級が認定されるかどうかで、
慰謝料・逸失利益が大きく変わります。

例)14級9号が認定された場合

  • 後遺障害慰謝料は約32万円

  • 逸失利益も年数分の補償

認定されなければ、これらは“ゼロ”になります。

● 違い③:任意保険会社だけが認定できるわけではない

意外と誤解されやすいポイントですが、
後遺障害を認定するのは保険会社ではなく、自賠責保険(損害保険料率算出機構)です。

任意保険会社は申請手続きを代行するだけで、
「認定する権限」は持っていません。

● 違い④:任意保険の対応が後遺障害の結果に影響することもある

たとえば、

  • 医師への「後遺障害診断書」作成依頼

  • 必要な検査の案内

  • 書類の作成サポート
    など、任意保険の担当者が適切に案内してくれるかどうかで、
    申請の準備がスムーズに進むことがあります。

しかし、担当者の知識不足や忙しさの影響で対応が遅れるケースもあり、
その場合は被害者が自分で動く必要が出てきます。

■ 後遺障害申請は「被害者請求」も可能

任意保険の担当者に任せる「事前認定」のほかに、
被害者自身が直接自賠責に請求する「被害者請求」という方法があります。

被害者請求のメリット

  • 必要な資料を自分で揃えられる

  • 経過資料がきちんと提出される

  • 結果が透明になりやすい

「自分で準備するのが不安」という場合は、
弁護士や専門家への相談もひとつの手段です。

■ 任意保険と後遺障害への対応で損をしないためのポイント

① 痛みや痺れは必ず病院で継続的に伝える

「数回の受診で治った扱い」になると、
後遺障害等級はほぼ認定されません。

② 検査や画像は可能な限り残す

MRI・CT・神経学的検査は証拠として非常に有効です。

③ 任意保険の提案を鵜呑みにしない

任意保険はサポートしてくれますが、
100%被害者の味方とは限らない点も理解しておく必要があります。

④ 必要なら専門家へ相談する

後遺障害は申請方法で結果が変わるケースが多く、
専門家のアドバイスが大きな助けになります。

■ まとめ

任意保険と後遺障害は、
「事故後の補償」と「症状の認定」というまったく異なる役割を持っています。

しかしどちらも、事故後の生活や賠償額に大きく関わるため、正しく理解しておくことが大切です。
任意保険を上手に活用しつつ、適切なタイミングで後遺障害の申請を行うことで、
あなたが本来受け取るべき補償を確実に受け取れるようになります。

事故後、痛みやしびれが続く場合は、
「治るのを待つ」よりも、早めに相談・検査・記録を残すことが重要です。

 

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