アスリート向け|運動強度を「感覚」に頼らない定量評価の考え方


そのトレーニング、本当に「適切な強度」ですか?🏃‍♂️

アスリートのトレーニングでよくある悩みが、「追い込みすぎて疲労が抜けない」「強度が足りず成長を感じない」といった運動強度のズレです。

多くの方が「きつい・楽」といった感覚だけでトレーニングを行っていますが、それでは再現性が低く、ケガや伸び悩みの原因になります。
そこで重要になるのが、運動強度の定量評価です。


💡なぜ運動強度評価が重要なのか

アスリートに必要な「強度の見える化」

◎感覚だけのトレーニングの落とし穴

感覚は体調や睡眠、気温によって大きく変わります。
そのため、同じメニューでも日によって負荷がバラつくのが問題です。

運動強度を数値で把握することで、
・疲労管理
・パフォーマンス向上
・オーバートレーニング防止
が可能になります。


✅代表的な運動強度の定量評価方法

◎心拍数を使った評価

心拍数は運動強度を最も分かりやすく数値化できる指標です。
最大心拍数の目安は、
「220 − 年齢」

例)40歳の場合
最大心拍数=180拍/分

  • 軽め:60〜70%
  • 中強度:70〜80%
  • 高強度:80〜90%

目的に応じてゾーンを使い分けることが重要です🏋️‍♂️。

◎RPE(自覚的運動強度)

RPEは「どれくらいきついか」を数字で表す方法です。
6〜20のスケールを使い、

  • 13:ややきつい
  • 15:きつい
  • 17:かなりきつい

心拍計がない場合でも活用できるのがメリットです👍


実践方法:アスリート向け強度管理の具体例🔥

◎ランニングトレーニング例🏃‍♂️

1️⃣ ウォームアップ:5分(心拍60%)
2️⃣ メイン:3分×4本(心拍80〜85%)
3️⃣ レスト:各1分(心拍70%まで回復)
4️⃣ クールダウン:5分

合計約25分のトレーニングで、
心肺機能とスピード持久力を効率よく強化できます。

◎筋トレ時の強度評価

  • 回数:8〜10回
  • RPE:15〜16
  • セット数:3セット
  • 休憩:90秒

「あと2回できるかどうか」を目安にすると、筋力向上に最適な強度になります。


👉まとめ

アスリートにとって重要なのは、頑張ることではなく、正しい強度で積み重ねることです。

運動強度の定量評価を取り入れることで、
・ケガの予防
・安定した成長
・試合での再現性向上
につながります。

TOTAL CONDITION GYM AXISでは、整骨・整体の知識と科学的根拠に基づき、一人ひとりに最適な運動強度評価とトレーニング指導を行っています。

👉次回は、「オーバートレーニングの予防」について解説します。


 

TOTAL CONDITION GYM AXISは、鍼灸整骨院の知識を活かし、整骨・整体に詳しいスタッフが科学的根拠に基づいたパーソナルトレーニングを提供するジムです。

院長は整形外科勤務経験や多数の資格を持ち、スタッフには柔道整復師や元理学療法士も在籍。
一人ひとりに合わせた専門的な指導で、筋力アップや健康維持をサポートします。

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