本格的な冬の寒さが来る前に、体の中からポカポカと温かい状態を作る**『温活(おんかつ)』**を始めることが、免疫力アップと冬の体調管理の鍵となります。
体温が1℃下がると、免疫力は30%低下すると言われるほど、体温と免疫は密接に関係しています。今回は、なぜ冬の前に温活が必要なのか、そして体のプロである整骨院がどのように温活をサポートするのかをご紹介します。
なぜ冬の前に温活が必要なのか?
秋から冬にかけて、体の冷えは深刻化し、免疫力や自律神経に大きな負担をかけます。
- 血行不良による免疫細胞の機能低下 体が冷えると、血管が収縮し、全身の血行が悪くなります。血液は、体内に侵入した細菌やウイルスと戦う免疫細胞を全身に運ぶ役割を担っています。血流が滞ると、免疫細胞がパトロールできなくなり、免疫力が低下してしまいます。
- 内臓の冷えによる代謝ダウン 冷えが続くと、内臓機能が低下し、体内で熱を生み出す働き(代謝)が悪くなります。代謝が落ちると、さらに体温が下がりやすくなるという悪循環に陥ります。
- 自律神経のバランスの乱れ 寒暖差や体の冷えは、体温調節を司る自律神経に負担をかけます。自律神経が乱れると、免疫機能も不安定になり、風邪を引きやすい状態になってしまいます。
免疫力を高める整骨院での『温活』アプローチ
単に厚着をするだけでなく、体の内側から熱を生み出し、熱を全身に循環させる体質改善こそが、最も効果的な温活です。
1. 骨盤矯正で「熱の通り道」を確保
冷えの原因は、骨盤や背骨の歪みによって血管や自律神経が圧迫されていることにあります。
- アプローチ: 体の土台である骨盤や背骨の歪みを整える矯正施術で、圧迫を取り除きます。これにより、血液や神経の通り道がスムーズになり、体の隅々まで熱が届きやすくなります。
2. 鍼灸・温熱療法で深部を温める
- アプローチ: 手技や深部に届く温熱機器、そして鍼灸治療(お灸など)で、自分では温めにくい深層の筋肉や内臓(特に冷えやすい腹部や腰部)を温めます。
- 効果: 深部体温が上がり、全身の血行が劇的に改善します。特に、鍼灸は自律神経を整えるツボに作用するため、免疫機能の安定にも役立ちます。
3. 筋肉のポンプ機能を回復
熱を生み出すのは、体全体の約4割を占める筋肉です。
- アプローチ: 冷えで硬くなった筋肉を緩め、正しい姿勢を保つためのインナーマッスルを活性化させる指導を行い、熱を生み出し、血液を押し出す**「ポンプ機能」**を高めます。
まとめ:体のプロと一緒に冬に備える
冬の寒さに負けない体を作るためには、体が冷えやすい根本的な原因、つまり**「体の歪み」と「血行不良」**を解消することが最優先です。
東洋スポーツパレス鍼灸整骨院では、体の軸を整える施術と、鍼灸・温熱療法を組み合わせた総合的な温活プランで、あなたの免疫力アップと冬の体調管理をサポートいたします。
本格的な冬が来る前に、体の内側からポカポカと温かい、健康的な状態を作り上げましょう!