fasciaとは??


 

当院のブログにも度々登場するこのfasciaという単語皆さん意味をご存知でしょうか??

きっと聞いたこともないという方も多くいらっしゃると思うので

今日はこちらをやんわりと解説していきますね^^

まずこのfasciaという言葉をGoogleで検索すると日本語訳に”筋膜”と翻訳されます。

「なんだ、筋膜か。それなら知ってる。」

となりそうですが、実はfascia=筋膜ではないんです。

筋膜は筋肉を包む膜で、確かにfasciaの一部ではあるのですが、

身体には筋肉を包む膜以外にも臓器や骨、腱を包む膜などたくさんの膜がありますが

ざっくりいうとfasciaは筋肉の膜だけでなく全身のあらゆるものを包む膜の総称というところになります。

以前ブログでメディセル療法を親しみやすいよう筋膜リリースと紹介しておりましたが

長時間同じ姿勢でいると…

メディセルの医療機器メーカーとしては(以下MJ CONPANY様HPより引用)

日本で表現される「筋膜」とは、英語で「Fascia」と呼ばれるものです。
「Fascia」を日本語で「筋膜」と訳されたため、筋肉のまわりについている一枚の膜のようなイメージがついてしまいましたが、「結合組織」のことです。
「結合組織」は、毛糸の繊維のように伸縮が可能で弾力性があり、水々しい組織です。
皮下の筋肉だけでなく、腱、骨、内臓、脳に至るまでと全身をくまなく張り巡らせ、血管や神経までの体内組織を保護し、人の形を形成しています。よって “第2の骨格”と呼ばれています。
メディセルケアで主にアプローチできる浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜は、結合組織の一部となります。

メディセルケアは、皮膚を直接吸引することにより、結合組織のゲル化や高密度化等の間質液(リンパ液等)の循環不良を、頭から足の先まで、様々なヘッドと専用機器を用い、優しく素早く安全にリリース(解放)する「結合組織循環療法」又は「膜循環療法」です。
日本語で「Fascia」=「筋膜」訳されるため、国内では筋膜リリースとしています。

と説明されております。

エコーで確認すると白く厚い高エコー像が確認されることがあり、これをfasciaの重積と呼びますが

これをリリースすることで痛みの緩和や関節可動域の改善に効果がみられます!

リリースは注射や徒手手技、鍼が有効とされています。

当院では注射は行えませんが、徒手手技や鍼はもちろん先述のメディセル療法もございます。

またエコー検査も行えるのでご自身の目で見てもらうことも可能です。

痛みに悩まされている方、もしかしたらfasciaの重積が原因では??

気になる方は是非一度ご来院ください^^