画像による検査と聞いて皆さん何を初めに思い浮かべますか?
一番身近なレントゲンを思い浮かべた方は多いのではないでしょうか??
整形外科を受診すると、まずレントゲンなんてこともあるので
多くの方が馴染みのあるかと。
他にも画像検査といえばCTやMRIなどもありますね^^
では、エコーはどうでしょうか?
妊娠中の方や妊娠経験がある方は馴染み深いかもしれませんが、
ケガした際にエコー検査を受けたことがあるという方は比較的少ないかと思います。
でも実はこのエコー検査ケガや痛みに対して非常に有効な検査なんです!
今日はそんなエコー検査について触れていきますね^^
度々当ブログにも登場するエコー検査、痛みの検査の有効性については
先日あげたこちらの記事でも触れていますので是非ご覧ください。
まずエコーのメリットとして挙げられるのは、X線(レントゲン)に比べて見える組織が多いという事です。
X線は基本的に骨しか見えないのに対して、エコーでは骨ばかりでなく靱帯・筋・腱・神経・血管なども見えます。
X線はエコーに比べて形がくっきり見えるので一概にエコーが良いという話ではありませんが
見える組織が多いというのは、大きな強みです。
一方MRIでも脊髄・靱帯・筋・腱などの軟部組織を鮮明に可視化できますが、
こちらは時間・費用がかかるというデメリットがあります。
また、エコーの大きな特徴としてリアルタイムで身体の中を見ることができるという点が挙げられます。
つまり静止画としてだけでなく実際に動かしながら見ることができます。
これはX線やCT、MRIにはないメリットです!
また、X線、CTと違って放射線被曝がありません。
これらの理由から産婦人科でお腹の中の赤ちゃんを映し出すときにも使われますし、
ケガや痛みの検査においても非常に優秀なんです!
当院では様々な検査を行う中でエコー検査も行っておりますので
ぜひ一度、動いている自分の身体の中身を見てみてください^^