初心者向け「筋トレとタンパク質|1日の必要量と効果的な摂り方」筋力アップに必要な5大栄養素解説・その②タンパク質

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筋トレを始めたばかりの皆さんは筋肉をつけるためにタンパク質が大事だと聞いたことがあるはずです。
しかし「いつ何を摂ればいいか分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか。
筋肉を作るタンパク質は摂るタイミングや選び方で効果が大きく変わります。
この記事では初心者の方に向けて基本から効果的な摂り方までを分かりやすく解説します。
最後まで読むことで今日からすぐ実践できる正しい知識がしっかりと身につきます!
この記事を読んで正しい栄養管理を学び理想のボディメイクを実現させていきましょう。

【タンパク質とは?】

筋肉・骨・血液など体を構成する主成分となり酵素・ホルモンなど身体機能を調整する成分にもなる栄養素です。アミノ酸で構成されており栄養摂取の状況によってはエネルギー源にもなります。
タンパク質不足は筋肉の減少をまねき体力・免疫力の低下・貧血、子供の場合は成長障害などのリスクも発生します。

【タンパク質の働き】

タンパク質はアミノ酸に分解されて吸収されたあと体に必要なタンパク質に再合成されます。
主な働きは筋肉・骨・皮膚・髪・爪・胃腸などの内臓や血管や酸素を運ぶヘモグロビンを作るなどの体の構成と維持です。そして酵素・ホルモン・免疫物質などによる体内機能の調節の役割をはたします。

  • 酵素:食べたものを消化したり体内の代謝を助けたりする化学反応を促します。
  • ホルモン:体の調子を整え血糖値や血圧などをコントロールします。
  • 免疫物質:抗体などを作り病原体やウイルスから体を守ります。

【一日に必要な摂取量】

一般(成人)必要摂取量
日中の活動量が低い・普通の場合体重1kgあたり約1g(推奨・男性65g・女性50g)
日中の活動量が高い場合体重1kgあたり約1.2g〜2g

.腎臓の病気がある方や治療中の方はタンパク質の摂取量を医師から指示されている場合があります。自己判断で増やしたりせず、必ず主治医にご相談ください。

<参照> 厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2025年版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html

【タンパク質を多く含む食品】

タンパク質は肉類・魚介類・野菜類・大豆製品・卵・乳製品などに豊富に含まれています。

肉類分量含有量
鶏ささみ・にわとり、若どり、生1枚:40g9.6g
豚ロース・大型種肉、赤身、生1枚:200g45.4g
豚もも・大型種肉、赤身、生1枚:200g44.2g
鶏むね・若どり、生、皮つき1枚:250~300g48.8~58.5g
牛もも・交雑牛肉、赤身、生1枚:200g38.6g
魚介類分量含有量
かつお節・加工品1食分:2.5g1.9g
しらす干し・半乾燥品品1尾:11g4.5g
春獲りかつお・生1柵:250g64.5g
ごまさば・生1切り:100g23.0g
ぶり・成魚、生1切り:80g17.1g

野菜類分量含有量
枝豆・ゆで10さや:50g5.8g
そら豆・生5粒:30g3.5g
モロヘイヤ・茎葉、生1袋:100g4.8g
大豆もやし・生1袋:250g9.0g
たけのこ・若茎、ゆで水煮1個:200g7.0g
大豆製品分量含有量
油揚げ・生1枚:20~30g4.7~7.0g
挽わり納豆1個:30~35g5.0~5.8g
木綿豆腐1丁:300~400g21.0~28.0g
おから・生1カップ:100g6.1g
豆乳コップ1杯:200g7.2g

卵・乳製品分量含有量
鶏卵・全卵、生1個:50g6.1g
うずら卵・全卵、生1個:10~12g1.7~2.0g
ナチュラルチーズ・パルメザン大さじ1:6g2.6g
プロセスチーズスライス1枚:18g4.1g
加工乳・低脂肪コップ1杯:200g7.6g
ヨーグルト・全脂無糖1カップ:210g7.6g

・調理法により食品の成分値、食品重量が変化します。食品重量については、例えばゆでる場合、食品の水分が流れ出て重量が減る食品とゆで湯を吸収して重量が増える食品がありますので、ゆで100gの場合、生100gをゆでた場合の重量ではなくゆでた状態での100gです。
・加熱調理(ゆで、蒸し)をした食品は、ゆで汁(食塩水)は廃棄し、他調味料は含まれていません。成分量は加熱調理後の可食部の成分量となります。

💡.食品成分データベースの活用
食品成分データベースとは、文部科学省が提供する公的なウェブサイトであり「日本食品標準成分表」をもとに様々な食品の栄養成分やエネルギーをインターネットで自由に検索できるシステムです。毎日の献立作成や栄養計算に役立ててみましょう。
https://fooddb.mext.go.jp/

<参照> 文部科学省・日本食品標準成分表(八訂)増補2023年版
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

【タンパク質の上手な取り方】

タンパク質を筋力アップに最大限むすびつけるポイントはタンパク質を「基本の3食で均等に摂る」「トレーニング後に摂る」ことです。

🍛.基本の3食で均等に摂る
筋タンパク合成がもっとも効率的におこなわれる摂取量の範囲は1食あたり20〜25g、全身トレーニング後では最大で40gが目安(体格や運動量によって変わります)とされており、それ以上の摂取は合成の効率が低下してしまうため1度の食事で偏らせずに均等に摂ることが大切です。

💪.トレーニング後に摂る
運動後は、筋肉がタンパク質を取り込みやすい状態がしばらく続きます。
その時に筋肉の原料となるアミノ酸が豊富にあると筋肉の修復の効率が上がるため、運動したあとにタンパク質を摂ることで筋肉の合成・疲労回復に大きくつながります。
「直後に摂らなければならない」というほど厳密ではありませんが、運動後はなるべく早めにタンパク質と糖質を一緒に摂ることをおすすめします。そのうえで1日全体で必要な量を摂れているかのほうが大切です。

💡.糖質(炭水化物)で効果アップ
糖質(炭水化物)はインスリンの働きによりタンパク質の吸収や筋肉合成を高める効果があるためタンパク質と一緒に摂ることを意識してみましょう。特に運動前後のタイミングに糖質を補給しておくと筋トレの効果がぐっと上がります。
オススメの食品おにぎり・うどん・バナナ・エネルギーバー・エネルギーゼリー・和菓子など

【お手軽な高タンパク食品】

お手軽な高タンパク食品

コンビニやスーパーで売られている食品の中には手軽に高タンパク質を摂れるものがあります。忙しくて料理や調理などの時間がとれない方は、これらの食品を間食や食事の一品に添えるなどしてうまく活用すると良いでしょう。

オススメの食品:サラダチキン・スモークチキン・焼き鳥・焼きちくわ・するめ・魚の缶詰・ゆで卵・蒸し大豆・豆乳・プロセスチーズ・ギリシャヨーグルトなど

【プロテインの活用】

プロテインの活用

プロテインには主にホエイプロテインカゼインプロテインソイプロテイン3つの種類があり、プロテインを利用してタンパク質を摂取する場合はそれぞれの特性を把握して最適なものを選ぶ必要があります。

  • ホエイプロテイン:牛乳から作られる消化吸収が速いタンパク質で運動のあとや朝の栄養補給に最適です。
  • カゼインプロテイン:ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分としたタンパク質ですが、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴で就寝前の補給に向いています。
  • ソイプロテイン:大豆のタンパク質部分だけを粉末にしたもので、水分や糖質・脂肪を減らし植物性タンパク質を効果的に摂取できるようになっており、腹持ちがよいと感じる方が多くダイエット用に間食の置き換えで使われることがあります

.原料である牛乳や大豆にアレルギーがある方や使用後にお腹の調子が悪くなってしまう方はプロテインではなく通常の食品でタンパク質を摂取しましょう。
また、プロテインはあくまでも栄養補助食品ですのでプロテインのみでの栄養補給は栄養バランスを崩してしまうため食事の補助として活用しましょう。

【まとめ】

タンパク質は人間の体にとって大事な栄養素です。特に筋トレをする際は十分なタンパク質を摂取していることが重要になります。その上で1回の食事での適切な摂取量や筋トレ後のタイミングでの摂取などを意識していくことで今までよりも良い効率で体作りが行われていくでしょう。是非とも理想のボディメイクを目指して実践してみましょう。

今日からできる4つのステップ
1. 一日に必要な摂取量を把握する
2. 三食の食事でバランス良く摂取する
3. トレーニング後の摂取を意識する
4. 糖質(炭水化物と一緒に摂る

<参考文献>
厚生労働省 e-ヘルスネット
公益財団法人長寿科学振興財団・健康長寿ネット
厚生労働省・日本人の食事摂取基準(2025年版)
文部科学省・日本食品標準成分表(八訂)増補2023年版
Nutrimuscle Conseil「 タンパク質は一食で何グラムまで吸収できる?30g上限説の真実を最新研究で解説」

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