日別アーカイブ: 2018年4月26日

脊柱について~PART1~

今日は、皆さんの身体を支えている「脊柱」についてお話します。

 

  • 脊柱は説明する部分が多い為何回か分けてご説明します。

 

  • 脊柱の骨格について

脊柱は、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個の脊柱骨が連なり構成される。

脊柱 構造図解 に対する画像結果

  • 3つの重要な機能

☆頭部・体幹を支える支持機能

☆頭部・体幹を屈伸・側屈・回旋させる運動機能

☆脊髄・馬尾神経を容れ、これを保護する神経保護機能

 

  • 機能の症状

支持機能・・・支持機能が破綻してしまうことによって脊椎の不安定性が生じ、頚部痛や腰痛などの疼痛が発生する。

神経保護機能・・・破綻してしまうと四肢に放散する疼痛・しびれ感や筋肉・知覚の麻痺症状がある。

 

  • 脊柱の関節

椎体と椎体の間には、加重を分散させるショックアブソーバーとして機能しつつ、椎体間の運動を可能にする椎間板が介在し、後方では椎弓と椎弓の間にある関節突起が椎間関節を形成している。椎体間を椎間板のみで連結すると「方向性が定まらない」「不安定で可動域の大きな動き」になるため椎間関節が椎体間の動きを規定している。

  • 脊柱をつなぐ靭帯と椎間板

脊椎骨間は椎体前方では前縦靭帯、椎体後方では後縦靭帯、椎弓間では黄色靭帯、棘突起間では棘間靭帯・棘上靭帯で連結・支持され適切な可動性を有する関節として機能する。

脊柱靭帯 に対する画像結果

 

  • 脊椎の加齢変化

加齢に伴って退行変性をきたし髄核の水分含有量が減ってくると脊椎の支持機能・運動機能が低下してくる。

 

~筋・筋膜性腰痛とは~

 

 

腰痛をおもちの方は多いと思います。

もしかしたら筋・筋膜性腰痛症かもしれません!

 

筋・筋膜性腰痛症とは

腰痛症と言われているもので特異的所見,特に器質的な病変がみられないのが特徴。

 

腰痛があり、腰椎椎間板ヘルニア・腰椎分離症などの明らかな所見がない場合、筋・筋膜性腰痛症と診断されます。

※下肢の神経症状・MRI・単純X線などによる所見

 

一般的に筋肉、特に脊柱起立筋などの背筋群の緊張があり同部位に圧痛がでます。

筋・筋膜以外に靭帯(棘上靭帯・棘間靭帯),ヘルニアや椎間板症にいたらない程度の椎間板の障害,椎間関節の障害などにより痛みがおこる事もあります。

 

原因は姿勢が悪い、腰への負担が多い、腰部の筋疲労、腹筋群の筋力低下など考えられます。

 

・診断

MRI、単純X線、神経症状などで腰椎椎間板ヘルニア・腰椎分離症を除外して腰部に圧痛があると筋・筋膜性腰痛症と診断されます。

圧痛部の局所麻酔薬の注射により一時的に症状が軽快すると発痛部位は筋・筋膜となるが、靭帯や椎間関節・椎間板に病態が隠れている可能性もある。

 

・治療

保存療法→ホットパック、超音波治療、電気治療、ストレッチ、コルセット・サポーターでの固定

※固定は長期間すると筋力低下がおこり外している時に痛みが出ることがある。

 

・腰部周りの筋肉の筋力低下や柔軟性不足だけでなく、下肢の筋力低下や柔軟性不足により腰部に負担がかかる事もあります。

なので腰部だけ注目せずに下肢なども気をつけましょう!

 

 

腹筋 トレーニング に対する画像結果腹筋

大腿四頭筋 ストレッチ に対する画像結果ストレッチ(大腿四頭筋)

 

ハムストリングス ストレッチ に対する画像結果 ストレッチ(ハムストリング)など

 

 

次回は『脊柱』についてご説明いたします!

 

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